『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

なんで「精神界」とか知りたいの?

2022年06月23日 | シュタイナー
6月22日、認識の小道クラスがありました。
今日は6名の参加。

その中で、ワタクシ
「なんのために、精神界とか霊界とか、
ややこしい扉を開けようとしてるの?」とか、
「大昔、霊界とツーカーだった時代(人)もあったのに、
なんで今は、あれこれ苦労して
あっちの世界に道を付けようとしてるの?」
という問いに、刺激を受けました。

さすが、一人ひとりが自分で考えるクラス。
「こうやって修行したら道がつきますよ」と示されても
「なんでそんなことするの?」って、
立ち止まって考え始める、という。

あ、これ、
「霊界? ウソっぽいな」という批判ではなく、
「なぜ私はそこに取り組みたいのか」という誠実な問いね。
問う事が批判だと捉えられる事もあるので、蛇足ながら。

こういう問いって、ホントに大事だよな~と
改めて思います。

「なんでそんなややこしい勉強してるん?」と言われると、
「おもしろいから」としか言えなくて困る。
だって、スキルアップや習い事をしてるわけじゃないから、
「〇〇が出来るようになる」とか言いにくいし。

たとえ「人間的に成長したい」とか、
「精神的に高まりたい」とか「本当のことが知りたい」とか、
タジタジと言葉にしてみたとしても、
現世利益に役立たないことや、
一般常識ですんなり理解できないことは、
ひっくるめて「何かの宗教?」って疑われがち。

ひゃ~、なんというか…。
荒っぽい理解だな~。
彼我に橋をかける困難さよ。

山があるから登る。
美しい曲があるから弾きたい。
それと似たような心の動きなんだけどな。

「なんで山登るん?」は、
誰かに答えてもらうことじゃなくて、
1人ひとりが自分に聞いてみると、
自分の中のジブンさんが答えてくれる。
そういうことだよね。

そっか。
私の中のワタシさんに聞いてみましょう。
「なんで精神の世界に興味あるん?」
「う~ん。この世に謎が多すぎて、
その意味を理解しようと思ったら、
どうしても精神界とか出て来るねんな~」
…だそうです。

スピ的な応援を受けて楽に生きたいとか、
そーゆーことではなく。

紛争地域に生まる人と平和な国に生まれる人の差は?
親を選んで生まれてくるってホント?
どうして、自分は今こういうことになっているの?
めっちゃ頑張っても私には出来ないことが、
ちょっとの努力ですぐ出来る人がいるのはなんで?
自分のこの一生の仕事は何なの?
生まれる前の子どもに意志があるなら、
私はどうなりたくて生まれてきたの?
人類は全体として、一体どこに向かってるの?
だとしたら、今の私に出来ることは何?
…などなど。

事故に遭ったり、宝くじに当たったり。
1人ひとりの努力やら日ごろの行いとは、
どう考えても等価で結ばれない「運命」というもの。
不思議な偶然が起こったり、
一定間隔で似たようなタイプの人に繰り返し困らされたり。
困った時にカードや占いに頼ったり。

そういうのに注目してたら、
どうしても、普通の感覚で捉えられる範囲を越えた
「精神界」があるとしか思えなくてさ。

すんごい知りたい。


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