ウチの両親は仲がいい。
四六時中一緒にいるし、
ケンカなんかしてるのを見たことがない。
って、子どもの頃は思ってたんだけどね~。
当時の親と同じくらいの年になってきて、
ケンカしないのは、
お互いに地雷の場所がわかるから、
って要素が大きいんだよなー。
80歳を超えた母が、
ずいぶん愚痴っぽくなってきた。
久し振りに会う貴重なひとときを、
「若い頃から、私が何かやりたいと思っても、
おとーさんが嫌がるから、
反対してまで勉強しに行ったり出来なかった」
とかいうような話で、くどくどと埋める。
わからんでもない。
いちいち不穏な空気になるくらいなら、
やりたい気持ちを持ち続けるのも大変だもの。
だけど、今さらそんな事言うのも、
なんだか、なんだか、でしょ?
まぁ、感情のストッパーも
ゆるくなってきてるお年頃。
いちおー、何でも聞くけどね。
親だけにトホホ感にやられるのよ。
そんなことを聞かされた後で、
今日、偶然発見した言葉。
「大人になるとは、親のせいにするのを止める事」
by マヤ・アンジェロウさん
(アメリカの詩人。キング牧師と黒人解放運動とかも)
おお~、大人になるとは、
「人のせいにするのをやめること」、
っていう言い方か。なるほど。
大人はやっぱり自由になりたい。
でもこれ見て考えた。
自分の不運を人のせいにしなくなったのって、
極々最近の事じゃなかったっけ、私?
この定義によると、私は、
やっと大人になったばかりなのに、
あと30年ほどで、また子どもに戻っちゃうのかー
とか思ってしまったよ。
あ、でも考え方によっては、
あと30年「も」与えられてる、のかな。
大人時代がそれだけなるなら、十分長いよね。
その間に、せいぜい自由になっていきたい。
自分に都合よく、周囲の人が変わってくれる事を、
期待し続ける30年なんて、もったいないもんな~。
同じしんどいなら、自由に動くしんどさの方が、
30年が充実するってもんよ!!
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