『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

豊かさと窮屈さ

2018年06月30日 | 昼行燈より愛をこめて

経済的に収入が激減した今(個人的な話ね)、
窮屈さを感じるところと、豊かさを感じるところがある。
窮屈さを感じるのは、単純にお金を使うこと。

豊かさを感じるのは、たとえば、
絵を描く、人と話す、一緒に歌う。
シバリから開放された自分の目で見て考える。
子どもや若い人を見守る。
それこそ、何が大事かを一緒に考える。

勝ち負けや判断を交えずに自分を開く。
周囲の人と、考えを分かち合う。
身の回りの人の相談に乗る。
いろんな人と心開いて対話する。
考えと考えの化学反応を楽しむ…。

みたいなところ。


たとえば、パステルで季節の花を描くとか。
そういうのって、自分でやれば、
あんまりお金いらないんだよね。

智恵や心や習ったことなど、
すでに自分が持っている豊かさを外に出していく、
という方向は、
経済成長が望み薄になった後、注目するに値する、
お金に頼りすぎずにシアワセに生きる、肝だと思う。
昔の人が井戸端で自然にやっていたようなこと。

若い人が机上でしか知り得ない智恵が
年を重ねるごとに、自分の身体を張って得てきた、
自分の智恵として、自分の言葉として
実感を伴って、磨き、伝えていけます。

それを若い人と分かち合うことは、
お互いに、大きな喜び。

もちろん、
自分がホメられるために語るなんていう、
自信のない老人にはなりたくないですけど。

私、心や智恵という、形のないものを
もっと磨いていきたいと思います。
そんな老人になって行けたらいいな。


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