◆◆10/24記事◆◆
◆10/24(木) ガザ中部で学校攻撃、17人死亡 イスラエルはハマス施設標的と表明(ロイター)
軍は24日、戦闘を避けて多くの人が避難していた、ヌセイラート難民キャンプの、学への攻撃、子どもを含む17人が死亡。ジャバリア周辺で200人超を拘束した。ガザ地区北部の3つの病院の1つ。インドネシア病院関係者の1人が軍の攻撃で死亡し、別の1人が出勤途中に拘束された。 3病院とも医療品、食料、燃料が枯渇。病院からの退避を求める軍の要求を拒否している。ハマスはトルコ、カタール、ロシアに代表団を派遣するほか、エジプト、イラン、国連とも接触している。
◆10/24(木) イスラエル軍、国連のマーク入り車両を空爆 支援団体の職員兄弟死亡(CNN)
23日、ガザ中部デイルアルバラに避難した住民のために食糧支援を取りに行く、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のマークが入ったトラックが軍に空爆され、運転していた職員と兄弟の2人が死亡した。
◆10/24(木) イスラエル軍がパレスチナ人を「人間の盾」に 兵士らが指摘(CNN)
ガザで爆弾が仕掛けられている可能性のある民家やトンネルを偵察する際、パレスチナ人を先に入らせるという手順が横行している。偵察時に人間の盾として使う目的で、パレスチナ人2人を拘束していた。兵士ら6人が証言。ガザ全域に広がっていた。民間人を軍事活動の盾にしたり、強制的に軍事作戦に参加させたりすることは、国際法で禁じられている。
◆10/24(木) パレスチナ解放機構職員が東北視察 難民キャンプの改善に「日本の復興ノウハウ生かす」(産経新聞)
パレスチナ解放機構(PLO)難民問題局の10人が13日から、国際協力機構(JICA)の研修で来日。被爆地の広島県や震災被災地の宮城県東松島市、福島県浪江町を視察した。アンワル・ハマム次官(53)は「被災地で印象的だったのが災害をチャンスに変えた点だ」復興と震災前の課題をまとめて解決する姿勢に感心したとして、「包摂的な住民参加型の復興開発をパレスチナに合わせた形で導入したい」と語った。
◆10/24(木) ガザ停戦巡り担当者が近く会合 米国務長官が会見で表明(産経新聞)
ブリンケン米国務長官は24日、近く関係国や組織の交渉担当者が停戦を協議するため会合を行うと述べた。
◆10/24(木) 米、レバノン軍攻撃巡りイスラエルに懸念伝達 安全確保要請(ロイター)
オースティン米国防長官は23日、ガラント国防相と電話会談し、レバノン軍と国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の安全確保を求め、エレズ検問所からガザ北部への人道支援の動かし、ガザの悲惨な状況に対処する措置を促した。レバノン軍は20日、イスラエルの攻撃でレバノン兵3人が死亡し、イスラエルはヒズボラが標的と謝罪した。
◆10/24(木) ヒズボラがイスラエル「侵攻」計画 ネタニヤフ氏(AFP=時事)
ネタニヤフ首相は23日、イスラエル侵攻のためのトンネルを、国境で発見、ヒズボラは10月7日よりも大規模な攻撃を計画し、小型四輪駆動車、バイク、ロケット弾、ミサイルでの侵攻を計画していたと述べた。
◆10/24(木) ヒズボラ、イスラエルを攻撃 新型ミサイルと無人機投入(共同通信)
ヒズボラは23日、イスラエルとの国境沿いで新型のミサイルと無人機で軍を攻撃した。新型の投入でイスラエル側の被害が拡大すれば、交戦がさらに激化する。ヒズボラは23日夜には、テルアビブ郊外の軍基地を標的にミサイルを発射した。軍はベイルートを空爆し、地元テレビ局が入る建物が全壊した。過去24時間で28人が死亡。
◆10/24(木) イスラエル軍「数カ月戦闘可能」 対ハマス・ヒズボラ、長期戦の構え(時事通信)
軍は「数カ月間は(戦う)用意ができている」と1年が経過してもなお、長期戦に臨む構えを示した。軍は24日、過去24時間でレバノン各地で160カ所以上を空爆し、ベイルート南郊で17回空爆、ビル6棟が破壊された。軍は9月23日以降、大規模空爆を続け、犠牲者は1500人以上。
◆10/24(木) 〈イスラエルの重大な欠点〉レバノン侵攻で見えない出口戦略、中東安定はあるのか?(ウェッジ)
最大の問題は、イスラエルの戦略目標が見えないこと。現時点では優れたインテリジェンス、軍事力でヒズボラを圧倒している。しかし、長期的にヒズボラの越境攻撃を防ぐためには、再度、南レバノンの一部を占領せざるを得ない。イスラエルに恒久的にレバノン国境方面を安定化させるプランがない。イスラエルは、イランとの衝突はどのように収めるつもりなのだろうか。 最悪は、自己保身のために危機的状況を続けなければならないネタニヤフ首相は出口戦略無しに事態を悪化さた。
昨年10月の攻撃で、安全神話を崩され、パニックになったユダヤ系イスラエル人が多正面での同時戦争を支持している。が、イスラエル経済が多正面作戦の継続に耐えられるとは思えない。最近、米国の格付け会社はイスラエルの格付けを下げた。(岡崎研究所)