パーティーに行って参りました。
今回は総勢60名程の中規模パーティーでございまして、毎年この時期恒例です。
丘の上のレストランのバンケットルームを借し切ってのパーティーで、
お部屋はレストランご自慢の夜景を見下ろせる、総ガラス張りです。
エントリーを済ませ、バーで飲み物を調達してから指定された席に着くのです。
と、バーカウンター脇の窓際に、何やら怪しいものを発見。
それがこちら ↓
ピンク色の液体が滝状に流れ、その液体がぶくぶくと泡を立てて溜まっております。
このピンク色の液体の正体はノンアルコールのパンチです。
ちょっと躊躇しましたが、テイスティング致しましたところ、結構美味。
オレンジとピーチをベースにしたカクテルで、甘みを抑えたさわやかな飲み口です。
皆様それぞれに、好みの飲み物を確保して座席に着いたらしく、
バーやパンチファウンテンの周囲は人がいなくなり、
その向こうに音の無い夜景が広がっていました。
私は昔から夜景が好きです。東京で暮らしている頃は夜な夜な高層ビルから眺めていました。
その時の気持ちは、クリスマスのイルミネーションを眺めるときのそれとは違っていました。
一つ一つの明かりの下に人が居る。私にはそう感じられるのです。
昼間はどんなに眺めの良い所から見下ろしたところで、目に見えるのは建物ばかりですが、
夜はその建物の中に人々がちゃんと生きていると感じられます。
一つ一つの窓明かりや、車のライトの向こうに命が見える。
夜が私に見せてくれる光は、人が一生懸命生きていることの証しのように見えます。
目の前に広がるこの明かり達のように、
人の命も明るく輝いて、目に見えたらいいのに。
そうすれば、
自信満々のあの人の命も、落ち込んでいるこの人の命も、
笑っている君の命も、泣いているあなたの命も、
同じようにキラキラと輝いていることが誰にでも判る。
そして、姿はそれぞれ違っていても、
その命の輝きの大きさは同じなんだって、ちゃんと見える。
生命体としての命の輝きは、ちっぽけな心なんておかまい無く輝いている。
それを見たら、安心出来る人はきっと沢山いるんじゃないかな?
皆同じだよ。大差ないさ。
大丈夫!
あなたの命はちゃんと輝いているよ。
パンチ・ファウンテンの向こうに広がる夜景に向かって、
私は心の中で、そんな風につぶやきました。
さあ、この不気味なピンクの液体をグラスに注いで、賑やかなテーブルに戻りましょう!
女性ばかりの私のテーブルでの今夜の話題はジェーン・バーキンとH社のバーキン。
楽しい夜になりそうです
Have a fabulous and brilliant weekend every body !