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もんく [とある南端港街の住人になった人]

プログラミング志向で

昨日、引退と書いたのだけれど、そう思い始めるとやはり考えるのは何か後に残すと言うような未練がましい事じゃなくて、持続性だ。

持続性と言うのは固定されたやり方とか物のではなく、将来何がどう変化しても乗り切っていける、変化しながらでも続けられると言う意味。それをちょっと今までより意識しようと思った。

ところが、人と言うものは、特にマレーシア人なんかは、自分のやり方を維持するような方向を目指してしまう。それが良い悪いではなくて、どちらかと言うと自分のポジションを維持するように。工場ではマレーシア人の下に外国人労働者のような構成になってしまうので、自分は命令する人になる。これはいつも言っている事だけれど、つまり命令すると言う仕事を維持するように働いてしまう。

命令すると言う事は命令する必要がいつも無ければいけないわけで、不具合や不正が維持されると言う意味になる。こう言う固定化は本当にまずい。そして意味が無い、くだらない。でも本人はそれが心の底では喜びなわけだから自分自身では気付け無い。

例としては、毎日ここが汚れたままになっているから掃除せよ、と言うような事。こうした事はネタが尽きる事が無い。100年でも毎日出来る。なぜなら、今日、ここが汚れているから掃除せよと命令する。作業員は命令に従う。命令された場所だけ一所懸命掃除する。その間に別の場所が汚れる。なぜかと言うと、命令されると命令には従うが、命令のターゲットから逸れた場所は掃除しないから。だから100年でもできる。

全体としては一向に向上しない。毎日忙しいだけでほとんどやってる事に意味が無い。が、そう言う事に本人は気付かない。


それで、こうした事への対策を考えなければいけない。

思い付いたのは、仕事をプログラミングにしてしまう事。簡単な機械的に行う毎日の仕事を全部表に書き出す。朝来たら何があってもあの順番にやる事にする。作業員の仕事も管理人も同じ。

個々の工程でも作業標準はあるにしても、それを分かりやすく書いておいたとしても細かい事もあるし、もともと文書を読む習慣が無かったりして難しい事もある。なのでもう少し網羅的に最低限のマニュアルを別に用意して機械的に繰り返せるようにイメージとして把握させるとか、管理人にも全体を眺めながらポイントを押さえるようにする。

それと、仕事の割当を競合しないようにシェアさせてその全体も見えるようにする。場合によってはその割当ても簡単に入れ替え出来るようにしておく。レゴブロックの原理。

レゴブロックが用意してあれば、後は自分たちで組合せは変えられる。一度やり方がわかれば後は自分で組み直しが出来る。配分に漏れが無いようにすれば良いし、重複にも気を付ければ良い。

言葉で書くととてもわかりにくいけれど...
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