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もんく [とある南端港街の住人になった人]

文字情報とのマッチングが非常に悪い

文字情報と言うのは新聞や本、インターネット上の情報などいろいろある。
もちろんマレーシアも日本もそれは同じ。

でも、とらえ方はかなり違う。

日本人は比較的文字情報をそのまま処理するのに慣れているけれども、
世界の人は国や地域によってそうでもないらしい。

例えばFacebookを見ているとあれは文字だけ書いておいても成立するものだけれど
ほとんどの人が写真を載せる。
最初、日本でFacebookは流行らなかった。
mixiなんかはFacebookと同じように写真が載るにしても文字がほとんどだった。

マレーシアで働いている外国人労働者はFacebookに文章なんてほとんど書かない。
文章どころか文も書かない。単語だけで後は写真だけ。
教育レベルの問題があるから文章なんて書けと言われても書けるわけないけれど。
(前に数字が書けない、時計が読めない人がいると書いた事があった。)

そう言うわけで、何かキチンとやろうとして文書を発行すると言う、
日本人にとって普通のアイデアは無意味な事が多い。

多少なりとも有効なのは毎日そこに何か書き込むチェックシートとか、
そんな物だけ。
マニュアル類はほとんど無意味。
これは文が読み書きできるマレーシア人でも同じ事。

文字情報への接し方が全く違うらしい。

ただ、マレーシア的には何かチャンとやろうとするときに文書を作る。
文字がずらずらと書いてあって、半分箇条書きのような文章のようなのを作る。
ただ、これは書いても一方通行的な扱いにしかならなくて99.9%死蔵される、
または忘れられると決まっている。

方法論だけが輸入されていてそれを活用する方法を身につけてはいないのだと考えられる。


将来、FacebookやTwitter、Instagramなんかが発明されたように
この問題を解決する新しい何かを発明してくれる人が現れると良いように思う。
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