もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「スチームボーイ」

設定や構成全てに練りが不足している。
科学技術の正しい使途について言及しているがテーマに新しさは無い。
"人々を幸福にするのは単に科学や技術を進歩させることでなくXXだ" といった主張が結末部分に欲しいところだ。

細かい部分について
父も祖父も終始科学者として「無邪気に」振舞っており親子関係については何の描写も無い。
祖父が父を銃で撃つところなどは非常な決断であってもよさそうなものだが、科学者として間違った選択をしてしまったと言うことで割とあっけなく撃つところなどは実にあっさりした印象を受ける。
父が科学を多くの人のためにと言っているところから会社にだまされてしまったのかと思えたが、簡単に戦争の首謀者となっているところなどは何故だかわかりにくい。
登場人物の性格や才能などに強烈な個性が感じられずどこかで見たような印象を受けるのが残念だ。
過去に遡ったところから始まるSFという良いアイデアなので練りが不足しているのが残念だ。
(結果:このままでは見る必要なし。アイデアが面白いのでもったいないから作り直すべき。)
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