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もんく [とある南端港街の住人になった人]

家と船とIan McQue

悲しい知らせあり。

今、このブログのタイトル写真になってる船が去年2019年の9月に風で岸側に流されて座礁してたらしい。座礁と言っても多分砂浜だから岩に乗り上げたような事じゃないらしい。場所はステラハーバーリゾートの近くだ。誰もクルーは乗っていなかった模様。その後どうなったかは不明。せっかく70年以上生きて来られた船なのに残念。


先週からテクニシャンにMicroPythonを習わせているが、....遅いぞ! 早よやれ。3日のボリュームだろうが!

なので、発破をかける。書いたコードは全部残せ。そしてこれから書くコードは実際に現場で使うように用意しておく。それを将来のポートフォリオに入れてレジュメに挟むように。マレーシアの場合、学校の卒業証書とか学力認定的な何かがレジュメの後ろにガバガバ付いて来る事になっている。それだけ見れば立派だけれど、はっきり言って皆さん同じでつまらない。紙がたくさんありゃ良いってもんじゃない。

と言うわけで、転職はすぐにしないかも知れないが、実績を作って記録させる事にした。実際にやって効果があったと書いた証拠があればサラリーは上がるだろう。マレーシア人なんて金、金って言う割にそう言う事全然しないし。ちょっとできただけでも目立てるはず。何せ、テクニシャンなんてほとんど最低賃金労働者なんだから。2倍の上がったって大して事はない。効果が出るスキル持ってればそれなりのサラリーにはなるだろう、たぶんね。



家が売れなくなってこの周辺の偽高級住宅では何故かリノベーションをしているのが多くなった。住宅投資を止めて自分の家を良く見せる事にしたのか? 日本でもかつてはそうだったけど、お金持ってると家を大きくした。今もか? 自分の親も自分が小学校の確か5年生位の時に貸家生活を止めて自前の家を持った。母方の実家から財産分与の前倒しで土地をもらって木造2階建の家を建てた。

前に住んでいた貸家は平家でそれほど大きくなかったし子供2人も成長するし、だんだん物価も高くなっていたからチャンスと思って建てたんだろう。けれど、それは親の話で、自分的には自分の部屋と言うのを持てたけれど、あまり感動はしなかったなぁ。実は今も家に対してそんなに思い入れが無いと言うか、興味が無い。

いや、興味が無いのは家一般で無くてそこらにある普通の家にと言う意味かな? ほら、ポルシェとかに興味あってもトヨタとか興味全く湧かないって感覚あるでしょ。 それと同じ。

今住んでるのは貸家だけど、一応この地区では高級な方だし、日本の普通の家より何倍も広い。日本のテレビでやってるボンビーガールで出てくるコンドミニアムの部屋よりずっと広いと思う。だって2階建でベッドルーム3つによくわかんない部屋が2つ、バスルーム5つあるし。プールは無いけど。

でもこんなの全然つまんない。興味無し。大金持ちだったとしても金出してこんなの買わない。これより数倍良くて同じ値段でも買わない。だって車で言えば高級なトヨタみたいなつまんない感じだから。

自分のものにするんだったらもっとずっと小さくても愛でられる感じの美しさとか可愛さとかが無いとダメだ。車で村を走ると木々の隙間からチラッと見える古い高床式の家とかマレーシアの昔の木造郵便局とかそう言うのがイイ。同じ意味でスラウェシで作ってるピニシ船とかタイの方から魚獲りに来てる丸っこい漁船とかあんな感じのに住みたい。水に満たされた透明の空間の上にポッカリ浮かんだ木の造形物。理想的。


ここまで書いて気付いた。TwitterでIan McQue氏をフォローしていて時々絵を見ているのだけれど、気になってたのはそう言う意味だったのかと。
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