見出し画像

もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシア その3 -クアンタン

ビーチの帰りに有名なマラッカに行ってみようと思っていました。
「マラッカってどう?」途中で会った旅行者に聞いてもマレーシア人に聞いても「いいよ~!絶対行くべき!」って返事は全然無かった。だからあっさり「止~めた。」

メルシンからまたバスでちょっと北上するとそこには「クアンタン」と言う街がある。
「地球の歩き方」にはマレー料理屋台がたくさんあるように書いてある。
.....って事は「ナシ ダガン」が食べられるかもしれない。行くしかない。

「ナシ ダガン」
ナシ:マレー語では「ご飯」の意味。
ダガン:よくわからないけど多分「魚のカレー」だと思う。
以前トレンガヌとコタバルに行った時に食べた料理で、半島東側のでは普通のものだけれどKLでは見つからなかった。


このクアンタンは普通の地方都市なんだけれど、歩いてみてけっこう気にいった。
街の縁に大きな海に注ぐ河がゆったり流れていて、そこを小さな船が何かを運んで時々往来している。河の向こう側は原生林のように見える。こっち側は遊歩道があって街の人たちは釣りをしたりカップルが散歩している。遊歩道に沿ってあるきれいな屋台街で食事をしたりお茶や氷を飲んだりもできる。なんだか清々しい。
街の中心には大きくて奇麗なモスクがあってモダンなショッピングセンターもある。郊外にはちょっと奇麗な白砂のビーチもある。つまり普通の街なんだけれど、その普通さがとても良い。

観光客がほとんど行かないせいか街の人が気軽に声をかけてくれる。つたないマレー語だからちょっとだけしか話せないけれど歓迎されたのか氷をおごってくれる夫婦もいた。ビーチまでのタクシーをシェアしようと誘ってくれる人もいた。

写真は川沿いの屋台の兄さんでいろいろ話してくれたりちょっとオマケもしてくれた人。
クアンタン良いねえ~。
愛妻も気に入ったらしい。



そうそう、「ナシ ダガン」やっぱりあった。市場のおばさんがちゃんと売ってた。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日本脱出」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事