もんく [とある南端港街の住人になった人]

Is "Positive Thinking" Positive ?

今朝のSTAR誌からの話題。

"Positive Thinking"は現在日本でも推奨される方法論となっている。それを実現するのにはいろいろな方法があるのは書店でもネットでも検索するといろいろ出てくる。しかしこれが本当にポジティブな効果を与えるかと言うと、そうでもないらしいとの記事がワシントンから提供されている。

例えば"I'm a lovable person."と繰り返し唱えることで自分がそうだと思い込むようにする場合、"I'm not always a lovable person."のように反対の思考が出てきてしまう場合もあるらしい。

確かにそれはそうだろう。「愛されるべき人間」と唱えること自体が「自分はそうでない」と思う指向(または思考)が根底にあるのだから、そうした自分の弱点を克服しようとそこに焦点を当てる事が逆にその部分を深く見つめさせてしまう可能性もある。経験からしても多くの場合がそうだと思う。一時的にどうにかなったように感じても、また同じself-help(selfじゃなくて他人が関与する場合も)が必要になってきて抜け出せなくなる場合だってある。

人間は自分が思うよりcritical thinkingを自然にしてしまう傾向があるのだろう。だからこそpositive thinkingが必要だと思ってみたりするのかもしれない。



昨日の読売新聞に「インドで同性愛は罪ではない」と判決が出たとのニュースがあったが、マレーシアでは罪であるようだ。アンワル氏(マハディール時代の副首相だったと思う)が2回目の同性愛事件(sodomy case)で裁判にかけられている。このところほぼ毎日のようにその話題が報じられているが今朝の新聞ではDNA検査をしてみろ、との主張がなされたらしい。と言うことは同性愛が罪であるかどうかは問題ではなくて、やったかやらなかったかが争点なのだろう。

※マレーシアはイスラム法の影響が強いのです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「英語やるぞ!」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事