もんく [とある南端港街の住人になった人]

弁護士困る & 土地神話

STAR誌によると、マレーシアの弁護士のうち80%はマレー語を使うらしいが、弁護士になるための勉強は英語でするそうだ。ここで問題になるのは英語とマレー語の相互翻訳が難しいこと。昨今ではみんなで英語を勉強しようと言うのがこの国の流れになっているが、弁護の現場ではマレー語を使うべきだとの意見が出ている。

今朝の新聞の読者の意見欄には、親戚中誰も英語ができなかった地方出身者(意見を寄せた本人)がどうやって英語を身につけたかの体験談が寄せられるなど、毎日のように英語の必要性が叫ばれている。その人によれば最初は発音から、その後に聞き取りや読み書きと順を追って勉強したのがよかったとの事。



別の話題
経済が悪くなると「これからは・・・・だ!」と声高に言う専門家はどこにもいるが、ここにもいた。昨日のシンガポールの投資関係者(つまりプロ)の投稿で、「やっぱり投資は土地に限る」と言うのが出ていた。銀行なんかに任せておいてもダメで、その証拠はxxxxxで、どうのこうのと書いてあって、結局これからは土地だよ、と。

去年、その人はどう言っていたのかが気になるところだが、どうみてもその人は自分も不動産投資をしていてこの意見を新聞に書くことによって世相を煽ろうとしているとしか思えない。その言葉は投資環境(つまりお金の出入り)だけを気にしているもので、実態として誰がその土地をどう使うのかと言ったことについては全く触れていない。

それで多くの人がなびけば自分も得するわけだし、自分の意見が正しかったと証明もできるのだろう。マレーシアでもシンガポールでも土地神話があるらしい。
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