映画「Madagascar」(マダガスカル) -自由を楽しめる？

またまた子供向け(わかっているけど)すぎて言うこと無しです。



それでもちょっと気になることを一つだけ。(これは映画のテーマの全てじゃありません)

よく、中年以上の仕事を持つ男性が「退職したら....」と言うことで、最近流行りの海外リゾートでの生活を夢見ていたり、趣味三昧の生活を夢見て語っている事があります。

実際にそれができる時期が来て、本当にできる状態になったら大変だろうなあ、と思います。本当にできる人もいるのですが、多くはその手前で立ち止まって足がすくんで動けなくなってしまうのだろうと想像します。

理想的な場所、何も制約のない自由。とても良いものなのですが、それを自分のものとして利用するには恐怖と戦わねばならないでしょう。自分で考えてスケジュールを立てたり、行き当たりばったりだったり、何でも自分で用意して、何でも自分で動く。そんなことできるものでしょうか。

マダガスカルに流れ着いたライオンのように何をして良いか、せねばならないかと心細くなるのではないでしょうか。つい、どこかに頼れる人はいないか、などと思ってしまうのではないでしょうか。会社の中では自分がいなければこの職場は...と思っていますが、それが多くの人によって支えられているのを忘れていただけだと、自由を獲得してから思い知るのだと思います。

(結果:大人は映画じゃない本当のマダガスカルを体験しよう！)