もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「2046」

叙情詩である。
他人に対しての思いを「未完了」のままにしてしまうことは辛いものだ。
未完了になってしまった思いはそれを完了させる事は難しい。相手が既に居なくなってしまった場合にはなおさらである。傷つき、求めてもどうにもなるものではないだろう。代わりを求めてもさらに傷は深くなるばかりだ。

この映画はある男の「詩」のようなものであって、それ以上の何かを期待すべきものでは無い。
(トレーラーを見てSF作品のような先入観を持ってから見るとがっかりするだろう。)
この映画には絵を鑑賞する態度で望むべきだ。見た後でこれを心の隅に留めて生きるほどの事も無いと思うし、そこまで踏み込んだ主張も無い。
(結果:見なくてもよい)
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