見出し画像

もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシアの豪華な家の実態は

今日は久しぶり写真の傾向を変えてみた。写真に写っているのはツブアンの母とチビの頃のツブアン本人。母とは柄が同じだったのだ。わかったのだろうか?



ここ数ヶ月、洗面所の天井からポタポタと水が落ちてきていた。天井は少しふやけてしまった。天井板を開けて見てみたら1インチのPVC配管のエルボ部分から漏れていた。その下にPETボトルの切ったのを置いていたが水が入って重くなると角度が変わって元のように天井へ。

実はこの家、売れたらしくて、来年の2月だか3月だかにオーナーチェンジとなる。それでもここに住んでいて良いらしいが、今のオーナーの責任として今日直しに来てもらった。配管接着剤なので結果は明日にならないとわからない。

PVC配管接着程度でこんな漏れが発生するとは、まあ、日本では有り得ないが、何しろ工事するのが出稼ぎのバングラデシュ人だし、材料は安い中国製だからさも有りなむ、なのだ。それに、これ直したところでコンクリートの中で同じ事が起こっているのが他にもあってタイルの隙間から水が漏れている。それは直せないので放っておく。

同じ事はこの家ばかりでなく、隣もその隣もお向かいもお向かいの隣も、すなわち全戸で起きている。一応この家ば前にも言ったがこの地域では中の上か上の下位のクラスの家なのにこんなものなのだ。じゃ、さらに高級な物件はどうかと言うと、安心して欲しい、間違いなく「同じ」だ。1億円するコンドミニアムだって同じだ。

KLCCのツインタワーの周囲に壁のように林立する高級コンドミニアム、あそこ、作っている時に見ていたが、鉄筋コンクリートの柱と梁ができた後、インドネシア人作業員が手でレンガ積んでその上にシャビシャビのセメントを塗ったり窓嵌めていた。あの高いところで。同じなのだ。

日本の皆さんはテレビでマレーシアの割安豪華なコンドミニアム生活なんかを見て羨ましがっているかもしれないが、実態はそんなものなのである。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「マレーシアでニャー2019」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事