もんく [とある南端港街の住人になった人]

まとめ1-発散し続けるバリ

そろそろ「備忘録バリとインドネシア」も終わりかなと思います。
そこで簡単なまとめを3回に渡って書いてみます。今回はその1です。


1.バリに関して「答えは一つじゃない」.....って事。
バリに興味を持って本やガイドブックなどでいろいろ調べ始めると「バリの○○はこうだ」って調子で書いてあります。人間どうしても活字で書いてあると自動的に信用しちゃうものですね。なるほどなるほどと思って実際にバリを歩いてみると「ちがうじゃーん!」てこと良くあります。

「バリのカースト制度は....」て必ず本にありますよね。カーストは大きく4つあって....なんだけど、細かく見るとその実態は「村によって格付けが随分違う」ようなのです。だから名前から分かる格付けは同じでも、隣村の人とだと格が違うんで結婚し難いなんて事もあるそうです。うーん複雑。

何でそうなっちゃうのかと言うと多分ですが昔は「村=国」みたいな感じで区分されていた事や、オートバイや車が無いときには生活範囲が地理的にかなり分かれてしまっていたからじゃないかと思います。バリって火山島で村と村の間には深ーい谷がかなりありますから。

舞踊なども隣村とこちらの村では随分と違っていたりするもので、そんなのを見ているとバリは決して一つじゃないし、むしろ発散方向に向いているのかと思えます。現在は道もできているし車もあり行政区分も以前とは異なってきているから政治的、経済的に統合に向かう力が大きく働いていますけれどね。
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