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もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシアでもまだ過去じゃない震災

サンウェイからほど近いある大学のビルに囲まれた中庭ににバリの割門やバリの石彫像が置かれていて学生が集っている。そうしたデコレーションが素晴らしい何らかの雰囲気をかもし出しているかと思うと全くそんな感じはしない。だいたい学生はそんな変なデコレーションに囲まれた場所を通らないと思われるからだ。デコレーションのために作られた空間のようであるから、オーナーの趣味なのじゃないだろうか。

バリと言えば、水とは深い関わりがあるのでそこにもちゃんと水場が用意されていた。もちろん女性が水浴などはしていないがそうした雰囲気に近く作ってみたかったのだろうと感じさせる。ただ、一つ違っているのはナーガの口から水が出ているのではなくて、巨大ないくつもの唇から水が出るようになっていることだった。それだけはステキに想像力を働かせたのだろう。残念ながら今日は水が出ていなかったのだけれど。誰も見に来ないのでずっと止めていると言う想像もできなくはない。


主婦ってのはたいへんだな。暇なときがあるにしても、時間によらず何かする事が出来てしまう。夜に洗濯しなければならなかったりちょっと冷蔵庫の飲み物を飲んだだけでも洗い物になる。キャサリンさんありがとね。昼間はこのクリーニング屋さんの猫のように寝ていられるときは寝ていてください。

マレーシアの高速道路はこうなっている。自動車専用道路の脇には必ず二輪車専用道が設けられている。そしてこの二輪車専用道路は料金所の脇もすり抜ける事になっている。つまり二輪車は高速道路料金が無料なのだ。もちろん二人乗りもできる。同じ二輪車なので自転車も通ることができる。危ないが徒歩もOKだ。マレーシアの二輪車は日本のそれと違って道楽だけで乗るわけではない。つまり車を買えない貧乏人は無料で通れってことなのか? 真意はわからないが、二輪車ユーザーにとってはありがたい。

ただ、最近はカワサキの600ccもあるの、ドカティやハーレーだって乗っている人がいるので実情に合わなくなってきているのではないか、と感じなくもない。幅1mちょっとしかない道を1000ccのバイクとカブが一緒に走ると言うのもどうかと思う。乗る側もせっかく大きなバイクを買ったのにカブと同じところを走らなければならない事に疑問を持ちそうな気がしないでもない。カブと一緒と言ってもスピード制限があるわけではないし排気量も100ccを超えているので常時80~100km/hは出しているのだけれども。

高速の向こう側(北側)にべスパの販売店があるので高速を超える歩道橋を歩いて行ってみた。

あいにく閉店していたが中で店員さんが事務仕事をしていたのでガラスをたたいて声をかけたらカタログだけくれた。残念ながら新型だけ売っている店だったのでお目当てのインド製旧型タイプなどは無かった。

べスパの価格
FLY 150cc RM9,190 (約25万7千円)
  (日本には無いかもしれない。スズキ君に似ていて安っぽい。)
LX 150cc RM17,760 (約49万7千円)
  (日本で41万円ほどなのでマレーシアは高い。)
GTV 250cc RM29,540 (82万7千円)
  (日本は80万円ほどなので同等。)
GTS 250cc RM25,990 (約72万8千円)
  (日本は60万円ほどなのでマレーシアが高い。)
GTS 300cc RM29,540 (約82万7千円)
  (日本は65万円ほどなのでマレーシアが高い。)

と言うわけで、とっても高いことが判明。元々これらが見たくて行ったのではないけれど。

今日は3連休で皆田舎に帰ったのか近所のマジュマジュは空いていた。タンドリ釜に火は入っているものの1枚のナンも1切れのチキンも入っていなかった。こう言うこともあるのか。

今でもこうしてマレーシアの人達は日本を支援している。これは国際交流基金が主催してサンウェイ・ピラミッド・ショッピング・モールの展示。ところどころに折り鶴のコーナーがあり、折って箱に入れる。箱の鶴が溜まるとこうして鶴が空間に舞う仕組みだ。今日も箱にはたくさんの鶴が収められていた。新聞の報道はもう少なくなったけれどもマレーシアの日常においても震災は過去のものとはなっていない。
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