Orange Park

好きなものの、あんなこと、こんなこと♪

お初の…重松さんに(┰_┰)

2009-08-09 | 
  
今回の舞台は厚生労働省。なんと、窓際医師の田口が、ロジカルモンスター白鳥の本丸・医療事故調査委員会に殴り込み!? グズグズな医療行政を田口・白鳥コンビは変えることができるのか……。1年半ぶりに戻ってきた彼らの活躍にご期待ください。

久しぶりの田口&白鳥コンビに興奮!やっぱり面白いなぁ、このシリーズは
でも今までの白鳥とは違った真面目で抜かりなく、それでもいつもどおり飄々と事柄を進めていく強かさは健在で…田口先生はボーっとしている間にいいように使われているのが笑える。そんな状態なのに必ずキーマンになっている田口先生は凄いわけで。

今回は厚生省が舞台になっていて、今までとは違ったはらはらどきどきが最後まで続きコレはノンフィクションなのか?と感じてしまうくらい怖い場面も


  
4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく―ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。

またまた有川さん本 面白かった~設定はもちろん現代だけれどSFチックでもありふわっとしたもありでてんこ盛りでございます。
相変わらず文章中の会話にテンポがありどんどんページは進む。これも自衛隊がらみで立てこもらざるなかった潜水艦でのやり取りにワクワク。

これまた有川さんのストーリー設定にまんまとやられてしまいましたわ


  
結婚三年目、妻が逝った。のこされた僕らの、新しい生活―泣いて笑って、少しずつ前へ。一緒に成長する「パパと娘」を、季節のうつろいとともに描きます。美紀は、どんどん大きくなる。

泣いた泣いた…わ~んと泣けるのではなく主人公の親子が季節ごとに成長していく姿にじわぁぁぁぁと泣けるのだ。
重松さんの本は以前から読みたいと思いながら何故か?今まで手にとることもなく来てしまったが、以前snowさんが読んでいると知り「私も読む!」と思っていて結局今に至っているという・・・

作者はなんて優しい目線の持ち主なんでしょう…すごい大事件が起こるわけでなく本当にありふれた毎日の生活をパパの目線で語られてゆく展開。
また、このパパが愛溢れるいい人なのよぉ 一生懸命育児をする姿にじわっ少女のママへの思いにじわっじじばばの亡き娘への思いとたった一人の孫娘への思いにじわっまだまだじわっがいっぱいあって親子の成長と共に涙の量が増えていきます

久しぶりにめぐり合った優しい優しい物語の1冊でした。コレだから読書はやめられない

  



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3 コメント

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やっと (ゆりん)
2009-08-16 21:15:16
図書館戦争、読み始めました。まだ最初だけど、面白い!

重松さん、新聞小説読んでたのよ。好きだったわ。
で、映画の原作読んだら、全く作風が違ってびっくり。
でも、やっぱり、重松さんの小説、私も好きです。
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ゆりんさん♪ (orange)
2009-08-18 09:57:04
でしょ?でしょ?テンポがよくって明るくて!面白いと一言でお勧め図書として紹介した甲斐があったわ(笑)  

そうなんだ、新聞小説も書いてらした作家さんなのねφ(.. ) メモメモ ってことは他作品もはずれはないかもね♪
秋になって泣きたくなったら次の作品にも挑戦しよ~っと!
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とうとう・・・ (snow)
2009-08-20 10:47:47
重松さんの作品は家族の物語が多くて、ハートフルなのよね。
だから、中学入試の問題に出されることも多くて、実際に春の模試には「とんび」が使われたよ!

そこで我が家では息子と共に、重松作品まとめ読みしてるのよ~

小学生を題材にした本もあるので、そういうのはorangeさんにはどうかな~・・・
内容を吟味してまた読んでみてね!
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