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サバの生き腐れ
写真㊤:関サバの身 http://www.ctv.co.jp/kusukusu/2001/0407/saba06.html
「鯖(サバ)の生き腐れ(いきぐされ)」とは……
広辞苑によれば、《鯖は非常に腐りやすく、外見はまだ生きがよいが、中味は腐っているのにいう》とのこと。
これは、サバは肉質が軟かく血合いも多いので傷みやすく、極端にいうと、生きているときから腐るということ。
表面はつややかで外見からは判りにくいので、見た目が新鮮でも気をつけろということらしい。
サバは味噌煮・塩焼きなど日頃の惣菜として親しみが多く、庶民の日頃の食卓には欠かせない食材だ。
しかし家庭において、生サバを食べることはない。せいぜい酢で締めた「締め鯖」(西日本では「キズシ」)が限界だろう。鮨屋ですら、酢で殺してから、握ったり・刺身で出すのが通常だ。
それは前述の「サバの生き腐れ」という理由に因る。
関サバ
ところが皮肉なもので、サバは生が一番ウマイ。東京の鮨屋でも、時々、生サバ(酢で締めていない)のにぎり鮨にありつけることもある。ただし、一般的には関サバと呼ばれるサバが入荷したときに限られる。
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だが比較的リーゾナブルな価格で、「関サバ」「関アジ」が食べられる店が福岡市にある。天神の「よし田」だ。お薦めである。
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もうひとつ、「よし田」は、鯛茶漬けが目玉だ。
![]() 「博多に旅行や出張で来た時に役に立つ(?)情報」 を、 ようやく発信できるはこびになりました。 不定期連載ですが、実際に「けん坊」が良く行くところだけをご紹介しますので、 ハズレは少ないはず(!?)です。
06.09.11 |