言いたい放題

コメント大歓迎…チューチューマウスと仲間たち

牛タンの街に薄日? 米国産牛肉輸入再開へ 仙台

2005-10-06 10:25:31 | 時事ネタ
                                       


牛タンの街に薄日? 米国産牛肉輸入再開へ 仙台

原価の高騰で、厳しい経営環境が続く牛タン店は、米国産牛肉の輸入再開を待望する=仙台市青葉区
 米国産牛肉の輸入が年内にも再開される見通しが強まったことで、仙台市の牛タン店などが胸をなで下ろしている。牛海綿状脳症(BSE)発生で2003年末に米国産牛が輸入停止となって以来、原価高騰で存亡の危機が続いただけに、業界は「ゴールが見えてきた」と歓迎する。ただ、消費者団体などには「時期尚早」との意見が強い。消費者の「米国産」への反応も気掛かりで、まだ手放しでは喜べない状況だ。

 「仙台牛タンの灯が消えずに済みそうだ」。仙台市の老舗「旨味太助」の佐野八勇店主は5日、「輸入再開へ」のニュースに声を弾ませた。
            お店
          

             



 


 
 米国産牛の輸入停止以来、代替のオーストラリア産が高騰し、仕入れ価格は停止前の5倍から10倍に跳ね上がった。仙台市内の牛タン店は6割近くが休廃業し、残った店もラム肉焼きやウナギ焼きなど苦肉の策でしのいでいる。

 仙台牛たん振興会の大川原潔会長も「年内を乗り切れば何とかなりそう。そのめどが立った。早くお客さんを喜ばせたい」とホッとした様子だ。

 再開しても、米国産牛タンの輸入量は停止前の5%にとどまる見込みだが、多くの専門店は「ゼロよりはいい」と受け止める。伊達の牛たん本舗(仙台市)の吉野工常務は「少しでも輸入再開となれば市場に在庫が放出され、仕入れ価格も下がるはず」と期待する。

   東インター店の外観  ガラス張りの中で焼いているので煙が客席まで来ないのがいいかも??(笑)  牛タン定食1200円

 牛肉の高騰に泣いてきた焼き肉店も、喜ぶ。5店舗を展開する「東山」(仙台市)の千田耕作常務は「原材料コストの上昇を価格に転嫁しないできた。ただ、仕入れ値が元に戻るのはずっと後だろう。方向性を示すのが遅すぎた」と言う。

 一方で、米国産牛の安全性の確保が、米国の対策を前提にしていることもあり、消費者団体などからは不安と反発の声が上がる。仙台市消費者協会の小林達子会長は「あまりに急だ」と、調査会の判断を批判。「米国のBSE対策に不安がある。視点が食の安全でなく、米国寄りになっている」と疑問を投げかける。

 こうした消費者の声に、焼き肉店「やき組」「あちち」を展開する京王ズ(仙台市)は、「顧客が米国牛にどう反応するか見極め、対応を決めたい」と慎重な姿勢だ。                                                                 2005年10月05日水曜日


05.10.06

面白ブログが盛りだくさん「BLOG! TOWON」



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。