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KWAIDAN

2005-05-28 09:08:01 | 眇め草紙
KWAIDAN

小泉八雲



 我々には、紙に書かれた三角形は見える。「見える」のが、当たり前だと信じている。実際、△に見える。ところが、ことは、そう簡単ではないのだ。


 結論だけを先取りすると、【我々はオギャアと生まれてこの方、ずうっと訓練されてきたから、三角形であると認識できるのだ】。

 これは既に動物行動学者などの実験で観察されているそうだ。

 勿論、人間を使って実験したら、それこそ人権侵害も甚だしい。許されるわけがない。そこで、猫を使った実験が試みられ、観察結果が得られている。(★多くの動物が、学者・研究者による動物実験に使われている。それを「虐待」として問題にするかどうかは、ここでは脇におく)


 それによると、生後直ちに、縦線しか見えない環境下に於いて育てられた猫は、縦線しか見えないそうだ。壁と床の境目の水平線は、全く認識できないらしい。尤も、猫に「ああた、いかがですか?」と聞くわけにも行かないから、猫の行動を観察して判断するらしい。



 他に水平線しか見えない環境下で育てた猫とか、直線を全然含まない水玉模様だけが見える環境下で育てた猫は、今度は縦線が見えないとか、直線が全く見えない猫になったそうだ。

 さらに、生まれて直ぐに、ぼんやりとした光線しか通さないコンタクトレンズをはめたり、フラッシュのように、パッ、パッパと断続的に一瞬だけ明るくなる環境下におくと、どんな形も見分けることが出来ない猫になったと報告されている。

 KOWAIDESUNEE・・OSOROSHIIDESUNEE・・・


平成17年5月26日

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