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気が変になる話

2005-05-20 18:58:57 | 眇め草紙
気が変になる話

 ここらで一息入れてみよう。外題は「気が変になる話」。“柄谷行人”というセンセイのお話。



 柄谷先生によれば…

2+2=4・・・・・・・①
という計算は、誰でも承認するだろう。次ぎに、
2+3=6・・・・・・・②
を並べたとする。これは間違いではない。「+」という記号を「かける」という意味(規則)として理解すれば。この場合、われわれは①と②をみたすような規則を“あと”から見出したわけである。次ぎに、
2+4=6・・・・・・・③
という式を並べるとすれば、どうか。この場合でも、たとえば、「+」による計算の結果が6以上であれば、6とするいう規則を考えればよい。以下同様に、任意に新たな式を並べるたびに、「+」記号の意味(規則)を変えて行けばよい。

 このことは、「規則」は前もって決められないことを示している。それは「規則」を予め決めておいて、それに従うナンテ(器用な)ことはできないということだ。


柄谷先生によれば……★イタズラ坊や!規則ナンテ守らなくて当然だよ!


平成17年5月17日

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