庭JAPANブログに、
第3フェーズ【第八期】「こよみのよぶね」で石巻市に行かれた、 m28e 古川さんのご報告が載っていましたので、
遅ればせながらではありますが、是非みなさまにも読んでいただきたく、
おしゃ楽ブログにも、掲載させていただきます。
ただいま。
石巻から帰ってきました。
やっぱり「庭+アート」には力がある、そう確信しました。
破れやすい運びにくい こよみのよぶねをみんなで繋げて運んで不安定な水のうえで取り付ける。
カヌーの人、社会福祉協議会の人、いまだ車で寝ながら作業を続ける孤高なボランティアの人、東京の人、岐阜の人、鳥取の人、地元石巻の有志の人、
みんなが大事にこよみを扱い
いまだ数え切れないほどの御遺体が沈む旧北上川を、灯し流れました。
「灯籠」「鎮魂」「みそぎ」それぞれこれまでの自分達が思ってもみなかった呼ばれ方で呼ばれたこよみのよぶね。
点灯したこよみのよぶねに向かって地元の人は手を合わせていました。
栗の里 中津川さんの花火が上がると
人の流れはドンドン花火とこよみのよぶねに近づいていき
「もっと、もっと」
という声が聞こえました。
自分は人の流れと逆のほうに歩いていき
花火の火に映し出される人の顔を心に刻み込んでいきました。
自分がいま関わっている自分が出来ることで被災地を応援する。
こんなフワッとした夢のような事がカタチになった瞬間でした。
「これからが本番だ」
復興に向けて地元の方たちの言葉です。
同じ日本で起きていることから顔をそむけず
あるべき姿に向かっていきたいです。
庭JAPAN 古川乾提
※「こよみのよぶね」とは?
●12月22日(木)
岐阜こよみのよぶね2011
16時点灯式~20時頃まで
長良川鵜飼観覧船のりば、右岸プロムナード一帯
※遠方の皆様の宿泊、雪見船からのご観覧(有料)もまたお知らせいたします。
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