【注意】痛い話が苦手な方は読まないで下さい
こんにちは。中島です。
尿道と腹部にチューブを入れられ、HCU(高度治療室)に運ばれた私。
手術をすればあの地獄のような痛みがなくなると思っていたが、全く違った痛みが腹部を襲う。
そりゃそうだ。腹腔手術で穴を3つ。腹部内の洗浄のため腹部を数センチ切開。
そして腸を切っているのだから痛くない訳がない!!
今度は寝返りを打つどころか、笑ったり小さな咳払いをしただけで腹部に激痛が走る。
看護師さんも私の痛みを紛らわせようと思い話しかけてくれるのだが、少しでも腹部に力が入ると
激痛が走るので私は感情を押し殺し無表情でその話を聞いていた。
9月1日 朝
主治医がカーテンを開け「中島さ~ん。おはようございます。」と入ってきた。
その後5人~7人ほど続いて入ってきて私の寝ているベッドを囲む。
主治医が「昨日の深夜に緊急手術です」と言う。
その他のDr.が私の手術跡を覗き込み、何か意見を言って去っていった。
これがドラマでよく観る【回診】かぁ~。。。
そうこうしていると看護師から「一般病棟に移りますね~」と言われる。
前日の夜に看護師から一般病棟に移ることは伝えられていた。
看護師:「ちなみに尿道のチューブどうします?」
ん?んんん???
私「どうするとは???」
看護師いわく、おそらく数日は一人でトイレには行けないだろうからチューブを入れたまま
垂れ流しのほうが楽なのではないかという提案だった。
たしかに体を起こすだけでも激痛が走る状況で一人でトイレに行くのが困難だ。
しかし、HCUに来てオシッコをするたびに気持ち悪い感覚に襲われる。
なんせ尿道にチューブが入っているのだから。
悩んだすえチューブを抜いてもらうことにした。
看護師:「それでは抜きますね~」
シュッッン!!!
「ギャーーーーーーーーーーーーー!!」
その間、0コンマ5秒。
私の尿道に激痛が走った!
「オシッコするとき痛いですけど、オシッコしないとバイ菌が流せないので頑張って下さい」とのこと。
いや。。。もうすでに死ぬほど痛いんですけど。
しかしこの時の私はまだあの痛みを知るよしもなかった。
少しでも体を動かすと痛いのでゆっくり、ゆっくりとベッドから車椅子に移動する(これだけで10分はかかった)
9月1日 夕方
ベッドの上でも痛みで微動だに出来ないし、寝ることも出来ない。
それでも人間は尿意をもよおすのだ。
そこそこ我慢をしたが、仕方がなくナースコールを押す。
しかしここで誤算が生じる。
とんでもなく動きの遅い私はトイレに行くまでの時間を計算していなかったのだ。
頑張って車椅子に移り看護師にトイレまで押して行ってもらう。
看護師に手伝ってもらいながら車椅子から降り、便器まで連れて行ってもらう。
「ヤバい!!!漏れる!!!」
ただでさえ腹部に力を入れると激痛が走るので、普段よりも我慢はできない。
もう気持ち、気合いでなんとか発射準備は整った。
私は安堵の気持ちで我慢をしていた尿意を開放した。
「ギャーーーーーーーーーーーーー!!」
火傷をした尿道にタバスコが通り抜けるような痛み!痛み!痛み!
オシッコ恐怖症になるほどの痛み!
看護師にこの痛みはどれくらい続くのかと聞くと2,3日は続くとのこと。
マジかよ~!!ムリ!ムリ!ムリ!
オシッコするたびに火傷した尿道にタバスコはマジムリやって~。。。
次回【中島は痛みから解放されるのだろうか?】
ではまた。
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