ニセコのダチョウ牧場(第2有島だちょう牧場)

ダチョウの孵化から解体まで行い、命を頂く事、牧場を営む事で得た、学びや気づきを記録しています。

春が近づき、ダチョウの喧嘩が激しくなりました。

2015年02月26日 | だちょうさん
今日は、別々の部屋で飼育しているダチョウの顔合わせをしました。結果は大喧嘩です。あっちこっちで喧嘩が行われて大忙し。危ないですね~。しかし、放牧すれば全てのダチョウが鉢合わせするので、先に少しでも馴らせておかなくては大ケガする可能性が高くなります。また、急に全員が出会えば、ストレスも大きくなります。
ダチョウは本来、グループごとに生活するそうです。そのグループのリーダーが他のグループのリーダーと決闘を行い、序列を付けていきます。最終的には数百羽から数千羽規模の大きな集団となるようで、そのなかで交雑することが遺伝子の多様性を保つことにつながるようです。
牧場では、放牧を開始すると、牧場全体を縦横無尽に走り回って大喧嘩が行われます。今はただ、怪我だけはしないように祈りながら、喧嘩はダチョウ牧場の華だと観戦して過ごしています。
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