チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

歴史は繰り返す。  人は同じ過ちを繰り返す。  だとしたら・・・。 パートⅡ

2012-06-09 15:40:29 | 脱原発・反原発・非原発
「チャーリーの青空トーク」へようこそ。

こちらは今日もイイ天気!  青空の下で、チャーリーの話を聞いてもらいましょー。

先月24日に更新して以来3週間もサボっちゃいました。  気ままなブログなんで、お許しを願います。

この間、原発事故関連のニュースはと云うと、汚染瓦礫の拡散処理の話題。 環境への放射能
汚染の状況。 環境内の空気の対流、水の循環による汚染の拡大・濃縮が挙がっています。

さらには、政府・民主党にによる大飯原発再稼働への動き。

状況は悪くなる一方です。 事故は進行中であり、何一つ収束されていませんね。 そりゃそうですよ
相手が放射能ですから。  

チャーリーが思うに、現在の日本の状況は昭和20年まで続いた国家の暴走と重なるところがあるのでは
ないかと・・・。


もちろんチャーリーは戦後生まれ、戦時中の事なんか祖父母・両親からの話と多少の読み物・当時を描い
た映画などでしか知りえません。  が、想像する事は出来ます。 そして、歴史的現象として1945
年8月15日の結果が有り、原因として明治以降近代日本が進んできた道があるわけで、その中には市民
の至極普通の生活と人の営みが有ったはずです。 



昭和初期、軍部が暴走を始め大陸に進出している時でも、市民生活はそれほど緊迫したモノではなかった
と思います。 なぜなら、戦火は常に中国大陸で起こっていて、日本の国内は戦時とはいえ平穏だったに
違いありません。 

現在の状況と酷似しているような気がします。 



福島第一原発の状況は、離れた地域ではその酷い状況も掴みにくいですよね。 これだけ、放射能汚染が
広がっているにもかかわらず福島県内でさえ市民生活が存在しています。  


昭和の戦争も陸海軍を中心とした中央官僚の手で進められてきました。 陸海軍の制服を着ている士官だ
けではなく、背広を着た各省庁の官僚も含めて亡国に加担していた筈です。

今も同じ事が眼前で繰り広げられているのではないでしょうか?  経済産業省・文部科学省・など原発
に関る中央省庁と半民半官の電力会社経団連を軸にした原発関連企業。 これら原発ムラに生きる者たちに
よる原発推進拡大は昭和の軍部と財閥を中心とした戦争拡大派と全く同じ構造です。  

どちらも根っこは、道理を欠いた金儲けなんです。

 

「中国・満州は日本の生命線」と理由付けて大陸に派兵し戦争を拡大。 中国大陸で思うように事が進ま
ないと次は南方の資源を求めて東南アジアに進出。そこで、イギリス、オランダ、アメリカとぶつかる。 

その挙句、無謀極まりない、中国大陸・とアジア・太平洋を戦場にした泥沼の戦争へと自ら進んでいく。 

そして、オキナワがありヒロシマ・ナガサキを経た結果が、維新で新しくした国を亡ぼしてしまったのです。


 
「原子力発電は産業界に欠かせないエネルギー、国力の維持には欠かせないモノ」 として原発を進めて
います。 そして、昭和の軍部・官僚が戦線を拡大して行った様に、原発核開発も止まるところを知りません。

昭和の軍部は国防意識を利用して、平成の電事連は経済発展への意識を利用してどちらもマッチポンプ式に
予算を拡大し税金或いは電気料金という形で巨大な集金システムを構築しユートピアを維持する事をしてきま
した。  「戦争」は始めてしまえば、「原発」は造ってしまえば、一方は勝つ為に、又一方は維持管理する
為に湯水の如く税金を投入しなければならず、膨大な資金を自由に使えるからです。



どちらも、大儀なんかあとから取って付けたモノなんです。  国民を利用した卑劣極まりない金儲けの手段
に過ぎません。  昭和の戦争はそのために300万人が命を失いました。  今、総ての原発を廃炉にしな
くては、平成の原発はもっと酷いことになる可能性が有ります。



国を亡ぼすほど危険な原発・核を安全だと国民を騙している姿は、中国大陸・アジア・太平洋に戦線を拡大し
世界を相手にしても「神風」が吹いて必ず勝てると国民を欺いている姿と同じです。  このままでは、必ず
日本は滅ぶでしょう。 放射性物質と人の共存は物理的に不可能なのです。  それを無理に進めること事態
狂っています。 が、そのことが国民の総意としては理解できていません。。

以下、戦前・戦時中と現在の共通項・類似点を挙げてみました。

戦前の帝国軍部=平成の電気事業連合会
昭和の戦争=平成の原子力発電
戦時中の大本営発表=政府発表・東電記者会見
戦時中の朝日・東京日日・読売のプロパガンダ報道=平成のTV 新聞の原発擁護番組・記事
戦時中の財閥=経団連
戦時中のスローガン「進め一億火の玉だ!」「神州不滅」=平成のスローガン「絆」 「頑張ろう、東北」

※ 訂正 
戦前の帝国軍部=平成の中央官僚・電気事業連合会  6・21・2012


戦時中の司法はその責務を放棄し、軍の暴走に加担し戦争拡大を止められなかった。
現在の司法はその責務を放棄し、原発推進に加担し個人の人権を踏みにじり命を守ることをしない。

昭和の教育現場では、神話を元にした天皇崇拝教育を実施。個人を犠牲に国の為、天皇の為に命を捨てろ、と指導。
平成の教育現場では、放射能を受け入れを皆で分かち合うように指導。個人を犠牲にし助け合いの精神をもって給
食で汚染食品を強要。 

戦前の政府は戦争を拡大した大儀を、「国防と国力の維持に伴う資源確保」というウソの理由付けをした。
現在の政府は原発の導入と全国への原発拡散の大儀を、「経済力の維持に伴う産業界へのエネルギー確保」というウソ
の理由付けをした。


歴史は繰り返します。 だとしたら、全原発の廃炉を決定できない日本政府は、昭和の過ちを繰りかえすしか
道はないようです。  実際のところ、もう手遅れなのかもしれません。

神風は吹きません。  

八百万の神々も、これほど酷い日本人と原発だらけの国土には愛想を尽かしているでしょうね。 



それじゃ、恒例のヤツをイッパツ!  


 「脱原発・早く止めろー」  「原発イラネー・再稼動反対」  「原発は原爆ン十倍の核爆弾だっ
たんだ。


放射線障害防止法では、一般人の被ばく限度を年間1ミリシーベルト以内
と定めている。単純計算すれば、1時間当たり0.114マイクロシーベルトで
ある。 最低限この数字を基準に放射能被曝を考えなくてはいけません。



※原発の過酷事故は、人間の力では収束出来ないモノと思っています。  皆さん自己の判断で逃げる準備
だけはしといたほうがよさそうです。 政府民主党と原発ムラは、一切国民の命の重さを考えていません。
考えているのは、国債の格付けと株価等々 お金儲けのことだけです。  この事は、本来の国益とも一致
しません。  狂っています。 その政党に政権を預けたのは、我々有権者・国民です。  猛省が必要です。

放射能瓦礫の処理は、フクシマの原発事故周辺で、新しい処理プラントを建て、完全に放射線を環境に出さない
形でやるべきです。 そうしなくては、一度瓦礫を処理した通常のプラントは放射能で汚染され、二度と通常の
ゴミも処理できなくなります。環境省と細野大臣は、わざわざ線量の低い地域に運び放射能汚染を拡大させよう
としています。 

そして、健康な赤ちゃんや・子供に被曝を強要しようとしています。  環境省は環境を守ることがお仕事
でしょう。 しかし現在の中央官僚のお仕事はどれもこれも常識とは真逆の事をやっておられますね。

今日本に在る経済発展は、間違っています。 心まで金に代えてしまっています。

ホントウに、真剣に、マジで、お金ばかり追っかけるのはもうやめましょう。 
そうすれば原発も止められますよ。 きっと・・・。
 





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