TBS夢の扉で、モバイルブリッジを観た。
ようやくここまで来たのだという思いと、果たして実用化ができるのかという疑念を更に持った。
トレーラで輸送して、油圧シリンダを使って荷降ろしするのは、感心したけれど、どうやって位置を微調整するんだろう。
災害地にトレーラが入れる余地があるのだろうか?
あったとしても、その広い道路は川に平行だろう。
橋を架けるには、90度旋回する必要がある。
どうやって旋回するの?
旋回装置をつければ、また重量が増えて本当にトレーラでしか運べなくなる。
幅の広い道路が必要条件なら、川幅も必然的に広いだろう。
20mじゃぁ、足りないと思う。
長くすれば、強度が更に必要で重量が更に増える。
どうやって災害現場まで運ぶ?
ついには、ヘリで運ぶとなりそうだ。
でもヘリは、運べても2t程度でしょう。
分解して運んだとしても、現地でどうやって設営するんだ?
既成概念を破るといわれても、実現しそうにない大きな玩具だと私は思う。
予算はどこから?
もし、税金ならお金の無駄使いにしか思えない。
比重が1以下で、強度が鋼と同程度の合金でも発明されない限り、無理。
そうなれば、コストが高くつく。
自治体が、購入するとも思えない。
同じコストをかけるなら、恒久的な橋を建設すべきと思うのは誰しもと思う。
多くの視聴者が同じ疑問を思うはず。
絵に描いた餅にならないよう、実用化されれば大拍手だけど、資金の無駄にしか思えない。
協力企業の技術者は、当然気づいているだろう。
おそらく、社名の広報に利用できればと思っているのだろう。
こうやって、テレビに社名が出たし。
残念だけど、有尾助教は裸の王様にしか見えない。
最新の画像[もっと見る]