この記事、終了後、削除するかもなので、カテゴリーに『つづきシリーズ』として(笑)追加しました。あはは。
えっと えっと どこからでしたっけ…
そそ、支払いは完了させて(娘のため 娘のため)帰路につきました。
それからはもうオッサンともオバハンとも会う機会もなく、若い二人は共働きで、それなりに面白ろおかしく生活を楽しんでいました。
私も必要以上には口出しなどせず、長女から何か相談されればいつでも応じるくらいのつもりで、詮索もしません。
これからこれから、と言う気持ちで応援していました。
が! 実は!
二人で働いていて、特に贅沢もせず身の丈に合った生活をしているはずの二人が、いつもお金に不自由しているのです。
なんで?
貯金などできなくてもいいです。そんなの乙羽家にもないし(汗)
でも生活はできなくては困ります。
その生活がままならない感じで…なんでなんでなんで?
なんか いや~な予感が…
(これから成長していく予定の)ターちゃんは (今はまだ)甘~いボンボンだし、しかもこれまではあのオバハンに育てられてるワケなのでやばいです。と私は不安に…
予感的中(怒)
何枚ものカードローンに首が回らない彼。
(天地神明にかけて)長女も知らなかったことで、これって詐欺? みたいな…
ここで私は自分を責めて責めて…
なんで私は長女の背中を押したのだろう。
2~3年 付き合って、ゆっくり結婚すればいいんじゃないのと、言わなかった自分を本気で責めて…
パパさんは自分のせいだと言い、長女は、長女で自分が一番悪いと言い、
それなら! 誰かのせいにするのはやめようと、その時その時 足りない頭を必死に回転させながらやってきたことだから、
前向きにがんばろうと、まあそんな会話になりました。
ポジティブ~
で、このままでは彼の借金を返すために働いているのでは夢が無さすぎると、パパさんの英断に私も同感でした。
つまり、(長女のために)彼のカードローンを返済して、ゼロからスタートさせてあげようと言うものです。ここまでが親の仕事だと(涙)
自転車操業の自営業。ゆとりの生活なんてない乙羽家。銀行に頭を下げ、融資をお願いしたりしてお金をつくりました。
そこまでしたのだから、彼を呼び、目の前で一つ一つのカード会社に電話をさせ、返済&解約をさせたのです!
これできちんと新しい生活を立てられます。ゼロからスタートできます。
お給料は少なくてもいいのです。身の丈に合った生活をすることが大事なのです。
とはいえ、なにやってるんだ私たち。
でも、大きな病気や事故でお金が出て行ったわけじゃなく、新しい出発のための投資だから、きっと希望の出費だと、そんなふうに考えました。
それはそれでよかったと思いました。なぜならそれからは充実した日々が続いていましたから。
二人が楽しそうに生活していると、嫌なことも忘れるものですね。そのうち
あっちのことも、もう忘れていました。
親と結婚したワケではないから、二人がこれから成長してくれれば、いつか笑い話になれば、それでいいのです。
が…それから更に数か月後、彼が仕事を辞めたのです。
辞めることを責めてはいません。辞めることを悪とも思っていません。ただ、生活はどうするのかという問題。
しばらくは家賃とか、多少なりにも手伝ったりしましたけど、頭に来るのは
むこうのオバハン!
あんだけ自慢したのに、褒めるべきときは褒めて、いけないことにはきちんと正しめ、危険が伴うときは特に厳しく
育てたんじゃなかったんですか―――!
なんで いつも お金の問題になると一切 知ら―――んふりすんねん!
そもそも、結婚に掛かった費用のすべてをうちが出し、カードローンまで清算してやったのに、ありがとうの一言もなく、オッサンなんて存在すらしてないかのように影薄いじゃねえかよ。
せめてパパさんには『ありがとう』の一言があってもよくね?
お金持ちの家庭がやったワケではなく、ただただ娘可愛さで一生懸命やったわけで、結婚した以上は必死で応援したワケで…
お人好しと言われようが、娘の喜ぶ顔だけを見ていたい馬鹿親で、私はそんなパパさんであってくれたことが嬉しいけど、悔しい。
てか、
オバハンと言う人間がサッパリわからん!
自慢するなら金も出せ―――! 金を出さないんなら自慢もするな―――! と、心の中で叫び続けた乙羽でした(笑)
もう ここまでかな…
という思いが私の中に生まれました。でも長女が頑張ると言うのなら、ここから先は二人の自己責任として、頑張ってもらわないとなあ、そうしないと彼のためにならないなあ(娘はいいのですよ、娘は。あくまで彼のためにならないと、彼限定)そう思いながら…
で、長女の本音を聞き出すと、実はとっくに『失敗した』と思っていたけど、私たちが一生懸命するから、それに答えなければいけないと自分を追い込んでいたようす。
生涯、演技ででもいいから幸せな振りをしなければいけないと、私たちに合わす顔が無いと、自分に言い聞かせていたみたいで。
離婚の二文字がここではっきりと姿を現したのです。
子どももまだいないのが私の心に拍車をかけました。
サラッと言ってみたら、『離婚してもいいの?』と、泣きました。何度もごめんなさいを繰り返すので、
私とパパさんは『早く早く帰ってきて欲しい~』と迎えました。
あとは早かったです~~~
決めてから離婚届を提出するまでに一か月。
結婚生活 ほぼ1年弱(笑)
パパさん曰く、高い授業料払って、盛りだくさんの勉強したのは俺だった、と。
いえいえ、私もです。
そして長女も(笑)
乙羽一家はおバカ一家(笑) 負け組一家(笑) でもとりあえずみんな生きてる。笑ってる。それが幸せです。
人間だもの、失敗も間違いもあらあな。どんまい。負け組バンザイ ← ← ここまで言うと ちょっと痛い(笑)
さて―――呪いの記事はここまで。つづきの⑦は新しい出会いの話です。やっと希望的記事です。
これまで膿を出したとはいえ、お聞き苦しいお話につきあってくださってありがとうございました~(*^^)v
もう一度 言わせてください。
乙羽一家は 娘のために汗かきまくり、娘のために走りまわり、娘のために騙され続け、娘のために信じ続け、娘のために許し続ける バカのつくほどお人好しで世界一弱い 負け組代表 パパさんのことが
大好きで、大切で、尊敬しているのでありまするぅ!
長女よ、かくなる上はパパさんのために責任もって幸せになってくれよ。
追記です。
① 私はパパさんを主人公にした『世界一弱い男』と言うタイトルで、この話をフィクションにして生々しく(笑) コミカルに、喜劇の小説にする予定です。いずれ、いつになるか…
② あの時の借金 今なお返済中につき…(笑)