孫の誕生日プレゼントとして地球儀を探していた。改めて地球儀を見ていると、幼い頃から目にしている地図(メルカトル図法)とは違う世界が見えてきた。端的に言うと、なじみが薄いアフリカや中東、南米の国々は実際には大きく、比較して欧州はロシアを除けば、日本と同じ程度か日本より小さな国々の集まりだということです(写真①②参照)。
写真①アフリカと欧州
写真②南米と北米
日本は資源に乏しい小さな島国のイメージですが、現在国連加盟は193か国ですが、日本の面積は第61位ですから決して小さくはありません。国連人口基金(UNFPA)の「世界人口白書2023」によると人口が1億人を超えている15か国の内では日本は12位、もちろんGDPでは米国・中国に次ぐ3位です。
先進G7国の中で比較すると、面積はカナダ・米国・フランスに次ぎ4位、人口は米国に次ぎ2位です。GDPも2位ですが、一人当たりのGDPではイタリアよりは上ですが、今や6位になっています。
昨今、グローバルサウスと呼ばれる新興国が注目されています。2023年インドが中国を抜き世界一の人口大国になりましたが、今やGDP世界5位の経済大国です。面積が大きく人口も多い国が経済的な潜在成長力があります。そう思うと、失われた〇〇年と言われ続ける日本ですが、日本人の世界3位の思い入れはいつまで続くのでしょうか。
地球儀をプレゼントする孫が大人になっていく10年後、20年後、30年後・・・の世界と世界の中の日本がどうなっているのか未来はイメージしづらく、不安でも楽しみでもあります。 以上
写真③アジア
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