◆①金沢駅のシンボル「鼓門」。東口を出ると全面ガラスのドーム、そして鼓門があります。↑
2023年11月に、筆者は昨年8月に続き2度目となる金沢市を訪問しました。
石川県の県庁所在地・金沢市は人口約45万7千人(2023年10月1日現在)で、日本海側に面した県庁所在地(福岡市を除く)では、新潟市(約81万人)に次ぐ第2位の都市です。なお3位は富山市(約42万人)です。江戸時代には、加賀百万石を誇った加賀藩の城下町として栄え、江戸・大坂・京都に次ぎ、名古屋と並ぶ大都市でした。
金沢市の魅力は何といっても、京都や奈良同様に、第二次世界大戦中に米軍の空襲を受けなかったことから市内に歴史的建造物や伝統文化・工芸施設等が今も保護保全されて受け継がれていることです。それらが現代の新しい都市開発や地域活性化の活動と創造的・利便的にコーディネーションされ整備されて、日本人にも外国人にも“日本らしい”魅力がぎゅっと凝縮されています。何度でも乗り降りできる市内周遊バスと徒歩で、主な観光スポットを1日で見て回れます。更に、滞在日数が許せば、様々な美術館や博物館、工芸館、記念館、神社仏閣等をゆっくり訪問しても楽しめる観光都市になっています。美しい自然環境にも恵まれており、四季折々に山海のグルメも堪能できます。
昨年2022年8月は、コロナ禍で急減した外国人客の受入を本格的な解禁前でした。夏休みシーズンということで観光スポットは浴衣姿の若い日本人女性で賑わっていました。ところが解禁後の今回は様変わりで、どこもかしこも、バスの乗客数も欧米やアジアからの外国人が本当に目立っていました。印象的には2割程度かな・・・?但し、来訪者の多い中国・台湾・香港や韓国等からの方々は見た目だけでは日本人との判別が確実ではないので、遅れて発表される実際のインバウンド数のデータでの確認が必要です。(※コロナ禍前2019年は金沢市の宿泊客343万人の17.9%が外国人でした。)
今回の訪問は好天に恵まれ、11月なのに最高気温が25.2度と夏日を記録した中で、主な観光スポットを改めて巡ってきました。この日、スマホの歩数計で10,365歩も歩きました。
◆②兼六園・金沢城公園はビルが立ち並ぶ市の中心にある大きな森(中央右側)です。↓
◆③とにかく広く緑豊かな都市公園です。城内の看板や地図を頼りにゆっくり歩いて回ると2時間は必要です。65歳以上のシニア世代は入場無料(一般大人320円)ですので、何度でも出入りできます。↓
◆④国の特別名勝である兼六園は松や桜、梅、ツツジ、その他様々な木々が樹齢を重ね、季節ごとに草花が咲き、きれいな水の池・小川・噴水等がデザインされた日本庭園。春夏秋冬、四季折々に美しい。↓
◆⑤金沢城公園には天守閣は残っていませんが、門や石垣、物見やぐら等が美しい。開放感が心地よい。↓
◆⑥金沢の伝統的お家芸・金箔を活かしたソフトクリームに、外国人の笑顔がこぼれる。↓
◆⑦ひがし茶屋街は江戸時代の古い町並みを保存しています。写真は飲食店やお土産店が軒を連ねる一番のメインストリート。↓
◆⑧上記⑦は道幅が広く電柱がないが、一本違えば道幅も狭くなり電柱も立っています。↓
◆⑨金沢21世紀美術館の有料展示の入場券売り場。施設は家族連れで楽しめる無料の部分もあります。↓
◆⑩同時代を生きる世界中の現代アーティストの作品を展示しています。奇抜で話題の作品「スイミング・プール」は残念ながら休止中でした。↓
◆⑪金沢21世紀美術館を出て交差点の横断歩道を渡るとすぐに兼六園の真弓坂口です。↓
◆⑫~⑭宿泊ホテルの朝食。今回は「ANAホリデイ・イン金沢スカイ」に宿泊しました。人気観光スポットの「近江町市場」は通りを挟んで徒歩1分で朝9時から営業です。複数のバス停も近く観光にとても利便です。朝食はバイキング形式で種類も和・洋と揃っており、十分に満足でした。オムレツはシェフがその場で作ってくれます。カレーは「金沢風」と表示があったので思わず食しました。
以上
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