⑩ツイッターからスクリーンショット
⑩「米朝会談はシンガポールで来月12日に」米大統領ツイッター 5月10日 23時43分NHKニュース
アメリカのトランプ大統領は史上初となる北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談について、来月12日に、東南アジアのシンガポールで開催するとツイッターで明らかにしました。
これは、トランプ大統領が日本時間の10日夜遅く、ツイッターに投稿し、明らかにしたものです。この中で、トランプ大統領は、「注目が集まっている私とキム・ジョンウン委員長の会談はシンガポールで6月12日に行われる。ともに世界の平和にとって、特別な瞬間にしたい」と書き込み、会談の成功に強い意欲を示しました。
開催地をめぐってトランプ大統領は、これまでシンガポールをはじめ、先に南北首脳会談が行われた韓国と北朝鮮の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)など、複数の場所について検討していると明らかにしていました。
シンガポールを選んだのは、アメリカと北朝鮮、双方ともに国交がある第3国であることに加えて、北朝鮮のキム委員長が専用機で直行できる距離にあることなどを考慮した結果だと見られます。
史上初となる米朝首脳会談では、北朝鮮の非核化や、65年前から続く朝鮮戦争の休戦状態の終結に向けて、道筋をつけることができるのかどうかが最大の焦点となります。またトランプ大統領が日本人の拉致問題にどう言及するかも注目されます。
トランプ大統領は、ポンペイオ国務長官が9日、北朝鮮を訪れ、拘束されていた3人のアメリカ人が解放され帰国の途についたことを明らかにした際、米朝首脳会談についても開催日と場所が決まったと強調していました。
韓国は歓迎「非核化と平和の定着願う」
アメリカのトランプ大統領のツイッターへの投稿を受けて、韓国大統領府は、「シンガポールで米朝首脳会談が開催されることを歓迎する。今回の首脳会談を通じて、朝鮮半島の非核化と平和の定着が実現することを願う」との声明を発表しました。
シンガポール外務省「平和の進展を期待」
シンガポールの外務省は「米朝首脳会談を主催できることを歓迎する。この会談によって朝鮮半島における平和に向けた見通しが進展することを期待する」というコメントを発表しました。
⑪米朝首脳会談は来月12日 シンガポールで 非核化の道筋が焦点
5月11日 4時38分NHKニュース
史上初となる米朝首脳会談が来月12日にシンガポールで開催されることになりました。北朝鮮の非核化に道筋をつけることができるのかどうかが最大の焦点となります。
アメリカのトランプ大統領は日本時間の10日夜遅くツイッターで、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談について来月12日にシンガポールで開催すると明らかにしました。
そのうえで「ともに世界の平和にとって特別な瞬間にしたい」と投稿し会談の成功に強い意欲を示しました。
さらに、トランプ大統領は地方遊説に向かうため大統領専用機に乗り込む際、記者団に対し、米朝首脳会談について「大成功となるだろう」と述べ、親指を立てて自信を見せました。
開催地にシンガポールを選んだのは、アメリカと北朝鮮、双方と国交がある第三国で、中立的と言えることに加えて、キム委員長が専用機で直行できる距離にあることなどを考慮した結果だと見られます。
これに先立って北朝鮮に拘束されていたアメリカ人3人が解放され米朝首脳会談の開催に向けて大きく前進した形となっていました。
史上初となる米朝首脳会談で、トランプ大統領はキム委員長に対し、完全で検証可能かつ不可逆的な非核化に向けて具体的な行動をとるよう求める考えで、北朝鮮の非核化に道筋をつけることができるのかどうかが最大の焦点となります。
また、トランプ大統領は65年前から休戦状態となっている朝鮮戦争の終結や、弾道ミサイルの放棄、それに日本人の拉致問題の解決なども訴えるとしていて、キム委員長の出方が注目されます。
メディアも速報で伝える
アメリカのCNNテレビは、トランプ大統領がツイッターに米朝首脳会談の開催日と場所について書き込んだ直後に、速報で伝えました。この中で、シンガポールについて「ポンペイオ国務長官ら政権幹部が当初から開催地として推していた。国際会議が開かれた実績もあり、北朝鮮との関係もある、双方にとって都合がよい国だ」と指摘しました。
そのうえで、「12日に何が起こったとしてもアメリカの大統領と北朝鮮のトップが会談するのは歴史的に初めてのことだ」と評価しました。
一方で、野党・民主党の議員の意見を交えながら、「大統領がこの会談を自分を演出するテレビのショーのように利用し実質的なことが話し合われないことを懸念している。準備を着実に行い会談に臨むことを期待したい」と伝えています。
アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズは、史上初の米朝首脳会談の日時と場所が決まったことについて、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人3人が解放されたことと関連させ、「人質が解放されたことで、トランプ大統領が平和協議に向かううえでの重要な障害物が取り除かれた」と報じています。そのうえで、アメリカ政府高官の話として、「アメリカ人3人の解放は首脳会談に向けたアメリカ側の条件だった」と伝えています。
また、イギリスの公共放送BBCも速報で伝え、「これまで侮辱しあっていた両者だが、画期的な南北首脳会談が、突破口となった」と報じました。会談が行われるシンガポールについては「これまでモンゴルや、南北を隔てる非武装地帯も候補地としてあがったが、中国と台湾の初めての首脳会談が行われるなど、外交の場として利用されてきたシンガポールが選ばれた」と伝えています。
重要な外交の舞台 シンガポール
シンガポールは、マレー半島の南端にある島国で、世界有数の金融都市です。
アメリカ、北朝鮮の両国と外交関係を維持していることもあり、早い段階から米朝首脳会談の候補地として伝えられてきました。北朝鮮の大使館も置かれています。
これまでたびたび、重要な外交の舞台となっていて、2015年には、中国と台湾の初の首脳会談が開かれたほか、アジア太平洋地域の安全保障について、各国の防衛担当の閣僚などが意見を交わす国際会議も毎年、開かれています。
このため、大規模な国際会議場や数千人規模の報道関係者の受け皿となるホテルなど施設も充実しています。
史上初となる米朝首脳会談は、国際社会からの注目度も高く、各国から多くの関係者が訪れることが予想され、限られた時間の中で警備や準備など万全な態勢を整えられるのかが、今後の課題となります。
⑫米朝首脳会談 シンガポール開催の背景と狙いは? 5月11日 4時31分NHKニュース
⑬米朝首脳会談 真価問われるトランプ大統領 5月11日 4時52分NHKニュース
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On behalf of the American people, WELCOME HOME! pic.twitter.com/hISaCI95CB
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年5月10日
The highly anticipated meeting between Kim Jong Un and myself will take place in Singapore on June 12th. We will both try to make it a very special moment for World Peace!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年5月10日
⑩「米朝会談はシンガポールで来月12日に」米大統領ツイッター 5月10日 23時43分NHKニュース
アメリカのトランプ大統領は史上初となる北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談について、来月12日に、東南アジアのシンガポールで開催するとツイッターで明らかにしました。
これは、トランプ大統領が日本時間の10日夜遅く、ツイッターに投稿し、明らかにしたものです。この中で、トランプ大統領は、「注目が集まっている私とキム・ジョンウン委員長の会談はシンガポールで6月12日に行われる。ともに世界の平和にとって、特別な瞬間にしたい」と書き込み、会談の成功に強い意欲を示しました。
開催地をめぐってトランプ大統領は、これまでシンガポールをはじめ、先に南北首脳会談が行われた韓国と北朝鮮の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)など、複数の場所について検討していると明らかにしていました。
シンガポールを選んだのは、アメリカと北朝鮮、双方ともに国交がある第3国であることに加えて、北朝鮮のキム委員長が専用機で直行できる距離にあることなどを考慮した結果だと見られます。
史上初となる米朝首脳会談では、北朝鮮の非核化や、65年前から続く朝鮮戦争の休戦状態の終結に向けて、道筋をつけることができるのかどうかが最大の焦点となります。またトランプ大統領が日本人の拉致問題にどう言及するかも注目されます。
トランプ大統領は、ポンペイオ国務長官が9日、北朝鮮を訪れ、拘束されていた3人のアメリカ人が解放され帰国の途についたことを明らかにした際、米朝首脳会談についても開催日と場所が決まったと強調していました。
韓国は歓迎「非核化と平和の定着願う」
アメリカのトランプ大統領のツイッターへの投稿を受けて、韓国大統領府は、「シンガポールで米朝首脳会談が開催されることを歓迎する。今回の首脳会談を通じて、朝鮮半島の非核化と平和の定着が実現することを願う」との声明を発表しました。
シンガポール外務省「平和の進展を期待」
シンガポールの外務省は「米朝首脳会談を主催できることを歓迎する。この会談によって朝鮮半島における平和に向けた見通しが進展することを期待する」というコメントを発表しました。
⑪米朝首脳会談は来月12日 シンガポールで 非核化の道筋が焦点
5月11日 4時38分NHKニュース
史上初となる米朝首脳会談が来月12日にシンガポールで開催されることになりました。北朝鮮の非核化に道筋をつけることができるのかどうかが最大の焦点となります。
アメリカのトランプ大統領は日本時間の10日夜遅くツイッターで、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との首脳会談について来月12日にシンガポールで開催すると明らかにしました。
そのうえで「ともに世界の平和にとって特別な瞬間にしたい」と投稿し会談の成功に強い意欲を示しました。
さらに、トランプ大統領は地方遊説に向かうため大統領専用機に乗り込む際、記者団に対し、米朝首脳会談について「大成功となるだろう」と述べ、親指を立てて自信を見せました。
開催地にシンガポールを選んだのは、アメリカと北朝鮮、双方と国交がある第三国で、中立的と言えることに加えて、キム委員長が専用機で直行できる距離にあることなどを考慮した結果だと見られます。
これに先立って北朝鮮に拘束されていたアメリカ人3人が解放され米朝首脳会談の開催に向けて大きく前進した形となっていました。
史上初となる米朝首脳会談で、トランプ大統領はキム委員長に対し、完全で検証可能かつ不可逆的な非核化に向けて具体的な行動をとるよう求める考えで、北朝鮮の非核化に道筋をつけることができるのかどうかが最大の焦点となります。
また、トランプ大統領は65年前から休戦状態となっている朝鮮戦争の終結や、弾道ミサイルの放棄、それに日本人の拉致問題の解決なども訴えるとしていて、キム委員長の出方が注目されます。
メディアも速報で伝える
アメリカのCNNテレビは、トランプ大統領がツイッターに米朝首脳会談の開催日と場所について書き込んだ直後に、速報で伝えました。この中で、シンガポールについて「ポンペイオ国務長官ら政権幹部が当初から開催地として推していた。国際会議が開かれた実績もあり、北朝鮮との関係もある、双方にとって都合がよい国だ」と指摘しました。
そのうえで、「12日に何が起こったとしてもアメリカの大統領と北朝鮮のトップが会談するのは歴史的に初めてのことだ」と評価しました。
一方で、野党・民主党の議員の意見を交えながら、「大統領がこの会談を自分を演出するテレビのショーのように利用し実質的なことが話し合われないことを懸念している。準備を着実に行い会談に臨むことを期待したい」と伝えています。
アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズは、史上初の米朝首脳会談の日時と場所が決まったことについて、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人3人が解放されたことと関連させ、「人質が解放されたことで、トランプ大統領が平和協議に向かううえでの重要な障害物が取り除かれた」と報じています。そのうえで、アメリカ政府高官の話として、「アメリカ人3人の解放は首脳会談に向けたアメリカ側の条件だった」と伝えています。
また、イギリスの公共放送BBCも速報で伝え、「これまで侮辱しあっていた両者だが、画期的な南北首脳会談が、突破口となった」と報じました。会談が行われるシンガポールについては「これまでモンゴルや、南北を隔てる非武装地帯も候補地としてあがったが、中国と台湾の初めての首脳会談が行われるなど、外交の場として利用されてきたシンガポールが選ばれた」と伝えています。
重要な外交の舞台 シンガポール
シンガポールは、マレー半島の南端にある島国で、世界有数の金融都市です。
アメリカ、北朝鮮の両国と外交関係を維持していることもあり、早い段階から米朝首脳会談の候補地として伝えられてきました。北朝鮮の大使館も置かれています。
これまでたびたび、重要な外交の舞台となっていて、2015年には、中国と台湾の初の首脳会談が開かれたほか、アジア太平洋地域の安全保障について、各国の防衛担当の閣僚などが意見を交わす国際会議も毎年、開かれています。
このため、大規模な国際会議場や数千人規模の報道関係者の受け皿となるホテルなど施設も充実しています。
史上初となる米朝首脳会談は、国際社会からの注目度も高く、各国から多くの関係者が訪れることが予想され、限られた時間の中で警備や準備など万全な態勢を整えられるのかが、今後の課題となります。
⑫米朝首脳会談 シンガポール開催の背景と狙いは? 5月11日 4時31分NHKニュース
⑬米朝首脳会談 真価問われるトランプ大統領 5月11日 4時52分NHKニュース
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