GooBlog編_おはら野のブログ

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2018.5.114⃣【⑭「北朝鮮の軍縮 道のりは困難」国連 中満事務次長 5月11日 8時38分|NHKと官邸のネガティブキャンペーンが始まった

2018年05月11日 | ⑵あとの祭り、取り返しのつかない《植民地戦争のあとの暴力と差別・排外=掠・姦・殺
⑭「北朝鮮の軍縮 道のりは困難」国連 中満事務次長
5月11日 8時38分NHKニュース



  国連で軍縮を担当する中満泉事務次長は、開催が決まった米朝首脳会談について、「非常に難しい作業の入り口となる」と述べて、北朝鮮の軍縮の道のりは困難なものになるという認識を示しました。

  これは、中満事務次長が10日、国連での協議を体験する「模擬国連」に参加する日本の高校生の訪問を受けた際に述べたものです。

  この中で中満事務次長は、北朝鮮の非核化について、「今ある核兵器だけでなく、後戻りできない完全な非核化が必要だ。アメリカがどのように作業を進めていくのか、情報収集や意見交換をしながら国連の役割を検討している」と述べました。

  そのうえで、来月12日にシンガポールで開催されることが決まった米朝首脳会談について、「北朝鮮は核兵器だけでなく化学兵器も持っているし、生物兵器も持っているだろう。国際社会が経験したことがないような非常に難しい作業の入り口になるだろう」と述べ、成果に期待を示すとともに、北朝鮮の軍縮の道のりは困難なものになるという認識を示しました。

  また、中満事務次長は、国連が進める男女の格差の解消について、みずからを含む国連の事務次長以上の幹部職員44人のうち半数以上の24人を女性が占め、国連が各国に派遣している地域調整官も10日にちょうど半数が女性になったとして、国連は率先して女性の能力活用を支援していると強調しました。

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⑮米朝首脳会談「現実的姿勢で臨む」米高官
5月11日 7時13分NHKニュース


  米朝首脳会談の準備のため北朝鮮を訪れたアメリカ国務省の高官がNHKのインタビューに応じ、首脳会談の開催地について、実務的な理由からシンガポールを選んだと説明するとともに、「会談までにやるべきことが多く残されている。現実的姿勢で臨む」と述べ、北朝鮮が非核化に応じるか動向を注視する考えを示しました。

  インタビューに応じたのは、米朝首脳会談の準備のためポンペイオ国務長官とともに北朝鮮を訪れ、10日に帰国したアメリカ国務省のナウアート報道官です。

  ワシントンで行われたNHKとのインタビューで、ナウアート報道官は、首脳会談の開催地に決まったシンガポールについて、「数多くの記者や政府当局者が集まる大規模で重要な会議を滞りなく行うことができる施設が整っていることが必要で、シンガポールは完璧な場所だ」と述べ、トランプ大統領の意向も踏まえ韓国と北朝鮮の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)も検討したものの、実務的な理由で最終的にシンガポールに決まったと説明しました。

  そのうえでナウアート報道官は、「われわれの期待が何か、北朝鮮に明確に伝えている。完全かつ検証可能で不可逆的な非核化だ」と述べ、トランプ大統領が会談でキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に具体的な行動を要求すると強調しました。

  そして、「会談までにやるべきことが多く残されている。われわれは目を見開き、現実的姿勢で臨む」と述べ、首脳会談に向けて北朝鮮と引き続き協議を行う必要があると指摘し、アメリカが求める非核化に応じるか、北朝鮮の動向を注視する考えを示しました。

  また、ナウアート報道官は日本人の拉致の問題について、ポンペイオ長官が今回の北朝鮮訪問で取り上げたか明らかにしませんでしたが、「われわれはあなたたちの悲しみを共有している」と述べ、拉致問題についても重視していると強調しました。

⑯安倍首相 米朝首脳会談 “成功へ関係国と緊密連携”
5月11日 10時25分NHKニュース
5月11日 17時40分記事更新があった


  史上初めての米朝首脳会談が来月12日、シンガポールで開催されることについて、安倍総理大臣は札幌市で記者団に対し、歓迎する考えを示したうえで、拉致・核・ミサイルの問題解決に向けて前進し、首脳会談が成功するよう、アメリカを中心に関係国と緊密に連携していく考えを強調しました。

  この中で、安倍総理大臣は、「米朝会談の日にちと場所が正式に決定したことを歓迎したい。この歴史的な米朝会談によって核問題、ミサイル問題、何よりも重要な拉致問題が前進していく、そういう機会になることを強く期待したい」と述べました。

  そのうえで、安倍総理大臣は、「これから米朝会談に向けて準備がさらに進んでいくと思う。日本側の考えをしっかりと米国に伝えながら、米国とともに準備を進めていきたい。またトランプ大統領とも電話等を通じて綿密に連携をとっていきたい」と述べました。

  そして安倍総理大臣は、「米朝会談が成功し、北朝鮮に関わる諸問題が解決するよう、日本としても全力を尽くしていく決意だ。そのためにも、何よりも日米で、日米韓で、あるいは中国、ロシア、国際社会としっかりと連携していくことが大切だ。その中で、日本もしっかりとその役割を果たしていく」と述べました。

河野外相「日本として大いに期待」
  河野外務大臣は、11日の衆議院外務委員会で、「米朝首脳会談へ一歩一歩前進が見られていると思う。首脳会談では、核をはじめとする大量破壊兵器や弾道ミサイルについて、CVID・完全で検証可能かつ不可逆的な廃棄に向けた協議が進展することを、日本として大いに期待する」と述べました。

  さらに河野大臣は、「トランプ大統領から拉致問題を提起してもらうことになっているので、それに対する北朝鮮の反応を見極めたい。国際社会を代表して、トランプ大統領に、しっかりと北朝鮮と交渉してもらいたい」と述べました。

自民 中谷元防衛相「口約束で終わらないよう」
自民党の中谷元防衛大臣は、党の部会で、「日本には拉致問題があり、北朝鮮と交渉しないと進んでいかないので、米朝首脳会談の機運の中でしっかり対応してほしい。北朝鮮の非核化が口約束で終わらないよう、完全で検証可能、不可逆的な廃棄に向けて、時期と手段を明記する形で文書の作成が行われるかどうか注視しなければならない。日本としても連携してやってほしい」と述べました。

【5月11日 17時40分記事更新で追加された記事】

拉致被害者家族「北朝鮮は決断を」

米朝首脳会談の開催が決まり、拉致問題をめぐる当面の焦点は、トランプ大統領が会談でこの問題にどこまで強く言及するのか、そしてキム・ジョンウン(金正恩)委員長がどのような反応をするのかに移ります。

被害者の家族は会談でのアメリカ側の後押しに期待を寄せていますが、「拉致問題は解決済み」としてきた北朝鮮の出方は見通せず、不十分なまま幕引きが図られることへの警戒感もつきまとっています。

米朝首脳会談の開催が正式に決まったことについて、先週、アメリカを訪れ解決への協力を求めてきた田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんは「トランプ大統領には、キム・ジョンウン委員長に拉致被害者の帰国を強く迫っていただきたい。肉親の帰国が私たち家族のゴールなので、そこに結びつく動きを期待したい」と話しました。

そのうえで「日本政府はすべての被害者の帰国を目指すスタンスを堅持し、アメリカと調整を続けてほしい。家族は高齢化しており、健康なうちに被害者と再会できないと本当の解決にはならないので、北朝鮮には決断してもらいたい」と求めました。




⑰米朝首脳会談の開催日程 北朝鮮国営メディアは一切伝えず
5月11日 11時55分NHKニュース


  アメリカのトランプ大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長による史上初の米朝首脳会談が、来月12日にシンガポールで開かれることが決まったことについて、北朝鮮の国営メディアは、これまでのところ一切、伝えていません。

  11日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、1面におととし36年ぶりに開催された党大会から今月で2年となるのに合わせて、社説を掲載しました。

  この中で、先月の党中央委員会総会で、これまで掲げてきた核開発と経済建設を並行して進める「並進路線」について「勝利した」と宣言したうえで、今後は経済の立て直しに全力を挙げる方針が打ち出されたことに触れ、「経済発展にすべての潜在力を総動員すべきだ」と呼びかけています。

  また、別の論評でも「キム委員長が経済強国の地盤を固めた」とたたえたうえで、経済の立て直しに向けた方針を貫徹すべきだと強調しており、米朝首脳会談を通じて経済制裁の緩和などを引き出し、国民生活の向上につなげたい思惑もうかがえます。


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