GooBlog編_おはら野のブログ

_この世は猫のみる夢_

2018.5.101⃣【5月9日 米朝会談の調整 拘束3人の解放|アメリカ横田基地から。アベスガアソウ官邸は蚊帳の外

2018年05月11日 | ⑵あとの祭り、取り返しのつかない《植民地戦争のあとの暴力と差別・排外=掠・姦・殺

④“拘束の3人解放か”に注目 米国務長官が2度目の訪朝
5月9日 9時57分 NHKニュース


  アメリカのポンペイオ国務長官は、史上初となる米朝首脳会談の準備のため、9日、北朝鮮のピョンヤンに到着し、北朝鮮で拘束されているアメリカ人3人の解放や、首脳会談の日程や開催地などの確定につながるのか、注目されます。

  アメリカのトランプ大統領は8日、史上初となる米朝首脳会談の準備のため、ポンペイオ国務長官を北朝鮮に派遣したと明らかにしました。

  ポンペイオ長官が乗っているとみられる政府専用機が、日本時間の9日朝早く、経由地である東京のアメリカ軍横田基地を飛び立ったのが、NHKのカメラで確認され、同行している記者団によりますと、9日午前、ポンペイオ長官は、北朝鮮のピョンヤンに到着しました。

  ポンペイオ長官は先月にも、CIA=中央情報局長官として、北朝鮮を極秘に訪れ、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談しており、今回もキム委員長と直接意見を交わす可能性があります。

  また、ポンペイオ長官は、横田基地に向かう機内で、3人のアメリカ人が北朝鮮で拘束されている問題をめぐり、「トランプ政権は、ずっと解放を要求している。今回も話し合う」と述べ、早期解放を求める方針を強調しました。

  さらに「前回は、北朝鮮の主張を理解することが中心だったが、今回は、首脳会談の成功に向けて枠組みなどを固めたい」と述べて、米朝首脳会談の開催に向け、北朝鮮側と突っ込んだ協議を行う考えを示しました。

  このため、ポンペイオ長官の2度目となる北朝鮮訪問で、アメリカ人3人の解放や、首脳会談の日程や開催地などの確定につながるのかが、注目されます。

①北朝鮮キム委員長が習主席と会談 非核化に条件つける考え 5月8日 21時19分 NHKニュース
②北朝鮮に国務長官を派遣 米朝首脳会談について調整へ 5月9日 3時41分 NHKニュース
③きょう日中韓首脳会議 北朝鮮の非核化や経済などの連携確認へ 5月9日 5時21分 NHKニュース






⑤米国務長官が訪朝 米朝会談の調整 拘束3人の解放要求か
5月9日 17時00分 NHKニュース



  史上初の米朝首脳会談を前に、アメリカのポンペイオ国務長官は9日、北朝鮮を訪れ、朝鮮労働党のキム・ヨンチョル副委員長と会談しました。首脳会談の開催地や日程などについて詰めの調整を行うとともに、拘束されているアメリカ人3人の解放を求めたものと見られます。

  ポンペイオ国務長官は9日午前、東京のアメリカ軍横田基地を経由し、北朝鮮のピョンヤンに到着しました。

  今回の訪問について、ポンペイオ長官はツイッターに北朝鮮の指導部による招待だと投稿しています。

  同行しているアメリカの記者団によりますと、ポンペイオ長官は朝鮮労働党で韓国との関係を統括する統一戦線部長のキム・ヨンチョル副委員長と会談しました。

  この中で、キム副委員長は「アメリカが朝鮮半島の平和のため大きな役割を果たすことを期待している」と述べました。

  これに対し、ポンペイオ長官は「われわれは何十年も敵どうしだったが、今は問題を解決するため協力できることを望んでいる」と応じました。

  そして、トランプ大統領とキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談に向けて協議したということで、開催地や日程などについて詰めの調整を行ったものと見られます。

  また、ポンペイオ長官は北朝鮮に向かう機内で「われわれは目標を達成するまで制裁を緩めない」と述べ、完全で検証可能かつ不可逆的な非核化を求める立場を強調していて、非核化についても突っ込んだ協議を行った可能性があります。

  さらに、北朝鮮で拘束されているアメリカ人3人を早期に解放するよう求めたものと見られ、一部のメディアは「3人が長官とともに帰国する可能性がある」と報じていて、解放への期待が高まっています。


⑥北朝鮮で拘束のアメリカ人3人解放 米大統領が明らかに
5月9日 23時05分 NHKニュース


  アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮で拘束されていた3人のアメリカ人が解放され、北朝鮮を訪問したポンペイオ国務長官とともに、帰国の途についたと明らかにしました。また、史上初となる米朝首脳会談についても北朝鮮との協議の結果、開催日と場所が決まったとしています。

  トランプ大統領は、日本時間の9日午後9時半すぎツイッターに、「ポンペイオ国務長官が、北朝鮮から3人とともに戻ってきていることをお知らせする」と書き込み、北朝鮮で拘束されていた3人のアメリカ人が解放され、帰国の途についたと明らかにしました。

  また、3人の体調に問題はなく、日本時間の10日午後3時に首都ワシントン近郊の空軍基地に到着するとして、みずから出迎えるとしています。

  アメリカ政府は、去年、北朝鮮で拘束されていたアメリカ人大学生が解放直後に死亡したことを受け、北朝鮮を強く非難するとともに、残る3人の解放を求めてきました。

  3人の解放は、来月上旬までに開かれる見通しの史上初となる米朝首脳会談に向けた懸案となっていて、トランプ大統領はポンペイオ国務長官を北朝鮮に派遣して調整を進めていました。

  トランプ大統領は、ツイッターでポンペイオ国務長官が9日、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長とも会談したことを明らかにするとともに、首脳会談の開催日と場所も決まったとしています。

 一方、ポンペイオ国務長官は、同行している記者団に対してキム委員長との会談は建設的なよいものだったと述べたうえで、米朝首脳会談の期間は1日の予定で、開催日や場所は数日中に発表できるという見通しを明らかにしました。

「キム委員長に感謝」ホワイトハウス報道官
  アメリカ、ホワイトハウスのサンダース報道官は声明を発表し、「トランプ大統領はアメリカ人3人を解放した北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の行動に感謝し、これを善意の表れとみている」と評価しました。
そのうえで「3人の体調は良いようで、手助けなしに飛行機に歩いて乗ることができた。すべての国民が彼らの帰国を楽しみにしている」としています。

北朝鮮で拘束された3人とは
北朝鮮で拘束されてきた3人のアメリカ人に関する情報は次のとおりです。
※拘束された順※

キム・ドンチョル氏
韓国系アメリカ人のキム・ドンチョル氏。
2015年10月に北朝鮮で拘束されました。北朝鮮の国営メディアは、キム氏が拘束された理由を、軍事機密が入ったUSBメモリーなどを協力者から受け取ろうとしたためと伝えています。

そして北朝鮮の最高裁判所が、キム氏に対して、スパイ行為をしたとして、懲役にあたる労働教化10年の判決を言い渡したと伝えています。

またキム氏の生年月日は1953年8月24日と伝えていて、現在64歳です。

アメリカのCNNテレビは、2016年11月、ピョンヤンからキム氏のインタビューを伝え、このなかでキム氏は、アメリカ政府や韓国政府に対して助けを求めていました。

キム・サンドク氏
韓国系アメリカ人のキム・サンドク氏。
トニー・キムとも名乗っています。

北朝鮮が国営メディアを通じて、国家転覆を謀ろうとする敵対的な犯罪行為をしたとして、去年4月にピョンヤンの空港で拘束されたと伝えました。

キム氏は、ピョンヤンにある大学、ピョンヤン科学技術大学で会計学を教えていました。キム・サンドク氏の長男、キム・ソル氏は、先月上旬、NHKのインタビューに応じ、米朝首脳会談が行われ、父親の解放につながることに期待感を示していました。

キム・ハクソン氏
去年5月、北朝鮮は敵対行為を行った疑いでキム氏を拘束したと国営メディアを通じて発表しました。
拘束後、アメリカのメディアは、キム氏は50歳代で、ピョンヤンにある大学、ピョンヤン科学技術大学で、農業関係の研究に携わっていたと伝えました。

拘束されたピョンヤン科学技術大学の関係者は、キム・サンドク氏に続いて2人目です。

さらに去年には、北朝鮮で1年以上拘束されていたアメリカ人の大学生、オットー・ワームビアさんが脳に障害を負った状態で解放され、アメリカに到着した直後に死亡しました。

アメリカ政府は、ワームビアさんが亡くなったことをきっかけに、アメリカ人が拘束される事態を防ぐため、国民に対し、北朝鮮への渡航を原則禁止する措置を取っています。

「解放に感謝」キム・サンドク氏の家族
解放された3人のうちの1人、キム・サンドク氏の家族は9日、声明で「解放に感謝します。帰国のために取り組んでくれたすべての人、そして大統領が北朝鮮に直接、関与してくれたことにもお礼申し上げます」と謝意を示しました。
そのうえで「北朝鮮にまだとらわれているすべての人たちの解放と北朝鮮の人々のために祈り続けることをお願いします」とコメントしています。

拉致被害者の家族は…
先週、アメリカで、3人のうちの1人、キム・サンドク氏の長男のキム・ソル氏と面会した、北朝鮮による拉致被害者、田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんは「ソル氏は米朝首脳会談を機に父親が帰って来ることに期待を寄せていたので心よりうれしく思います。同じように近い将来、拉致被害者が解放され、それぞれの家族の元に戻れることを切に願います。北朝鮮にはその決断を強く求めたい」と話しています。

⑦解放されたアメリカ人3人搭乗とみられる専用機 横田基地に到着
5月9日 22時48分 NHK ニュース


  NHKのカメラが撮影した映像によりますと、アメリカのポンペイオ国務長官と、解放されたアメリカ人3人を乗せたと見られる米政府専用機が、9日午後10時半ごろ、東京のアメリカ軍横田基地に到着しました。
このあと、首都ワシントン近郊の空軍基地に向けて出発し、日本時間の10日午後3時に到着する見通しです。

「アメリカ人解放に祝意伝えた」トランプ大統領に安倍首相
                  5月10日 13時07分 NHKニュース

  史上初の米朝首脳会談を前に、安倍総理大臣はアメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。この後、記者団に対し、北朝鮮に拘束されていた3人のアメリカ人が解放されたことに祝意を伝えたと述べたうえで、拉致問題の解決に全力をあげる考えを示しました。

  史上初の米朝首脳会談を前に9日、日中韓3か国の首脳会議が開かれたほか、アメリカのポンペイオ国務長官が北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談したことなどを受け、安倍総理大臣は10日午前、総理大臣官邸で、アメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。

  この後、安倍総理大臣は記者団に対し、「けさトランプ大統領から電話を頂いた。私からは、拘束されていたアメリカ人3人が解放されたことは大きな成果だとお祝いを申し上げた。この解放は北朝鮮の前向きな姿勢であり歓迎したい」と述べました。

  また、安倍総理大臣は、「アメリカのポンペイオ国務長官と北朝鮮側のやり取りについてトランプ大統領から詳細な説明を受けた。私からは、きのうの日中韓3か国の首脳会議や日韓、日中首脳会談で、米朝首脳会談に向けてどのように対応していくか綿密な意見交換などを行ったことの概略についてトランプ大統領に伝えた」と述べました。

  さらに、安倍総理大臣は「今回、3人の拘束されていたアメリカ人が解放されたが、拉致問題は、残念ながら、まだ多くの方々が北朝鮮に取り残されている。この拉致問題の解決のために日米、日米韓、あるいは中国の協力も得て全力を尽くしていきたい」と述べました。

  安倍総理大臣とトランプ大統領は、先月28日にも電話で会談していて、電話会談は今回で22回目です。

官房長官「この機運を拉致問題の早期解決に」
  菅官房長官は午前の記者会見で「今回の電話会談は、米朝間の最近の動きを踏まえ、アメリカ側からの申し入れで行われた。両首脳は、ポンペイオ国務長官の訪朝や北朝鮮に拘束されていた3人のアメリカ人が無事解放されたことを踏まえ、米朝首脳会談に向けた対北朝鮮政策についてすり合わせを行った」と述べました。

  そのうえで、菅官房長官は「北朝鮮に拘束されていたアメリカ人3人が無事解放されたことを歓迎する。そして、この機運を拉致問題の早期解決につなげていきたい」と述べました。

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北朝鮮の拘束から解放の米国人3人 アメリカ到着 5月10日 16時17分


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