洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

 “織物のまち” 富士吉田市 

2025年02月10日 | ものづくり

「郡内織物」って、山梨県外の人には耳慣れないと思います。

山梨県の天気予報をローカルテレビで見ると、国中地方、郡内地方と分けて報じられます。

山梨県の中・西部に当たり、北に八ヶ岳、西に赤石山脈などに囲まれた内陸の地域を国中地域。

主に笹子峠を境に東西に区切られて大月、富士五湖あたりを郡内地域と分けています。

(歴史的に言えば諸説あるようですが)

1000年以上続く“織物のまち”富士吉田市 の現在に関われて、用事のない週末は、吉田のうどんを

食べに行きながらドライブするのが大好きになりました。

今年も、昨年に続いて地元の郡内織物を使った富士吉田市内の小学校の図書館の椅子

張り替えの話をいただきました。

今年の小学校は昨年の子供用の椅子でなく大人用(?)サイズで42脚です。

富士川町から若彦トンネルを抜けて、さわやかな河口湖畔を抜けて、明見小学校へ引き取りに

向かいました。

今年は生地と一緒に背の背面にブランドのタグラベルを縫い付けるようになりました。

ここの小学生・・・こんなラベルの付いたオリジナルの椅子に座って過ごす間に、

地域について染みつく想いって計り知れないものなるかもしれない。

小学校ということで、元の張り方とは、あえて変更して、椅子を引くときに、タッカーのステープルが

手に触らない型紙の張り方にしたり、また、見えないところにこだわったりしてみました。

(残念なことに写真なし

キャラバン1台では積み切れず、クルマ2台で給食の搬入前に納品してきました。

図書館は2台のストーブがついていて、窓からは富士山が大きく、きれいに見えて、同じ山梨県民でも

観光客気分でした

驚いたのは、自分が卒業した小学校はもとより、我が子の小学校の授業参観でもみた小学校とも違い、

随所に英語教育に力が注がれているのがわかります。

インバウンド客が多い地域でもあるのかもしれませんが、階段の蹴込板(けこみいた)に世界の国旗と

英字読みの国名が貼られていたり、廊下には写真のように日常会話が貼られていたり・・・・

本当に今からでも一緒に学びたい

 

 

かえる舎のみなさん、素晴らしい活動に関わらせていただき、ありがとうございました。

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