洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

JB23 ジムニーのシートの張り替え その1

2017年05月14日 | ものづくり

GW中に、やり残した事の中で、社用車のJB23型ジムニーのシートの

張り替えがあります。

以前から張り替えをと思っていましたが・・・・

新しい技法のトライの実験台として躊躇していましたが、

新しい機器の購入計画と、習得する時間の順番が狂ってきたので

思い切って取り掛かりました

車高が高い為、乗り降り時に写真の部分が擦り切れやすい車です。

オマケに、以前の所有者のタバコの焦げ穴まであります。

 ニコラ君も毎日乗って、出社している為、毛の汚れも付きやすい為

また、ジムニーのアウトドアのイメージも生かし、レザーに張り替えることにします。

作業が、中途半端で別の用事が入ったり、普通にしても、数日かかるため

とりあえず、通勤で使えるように・・・・・また、痛みの少ない助手席のシートを

外して、このシートの組み立ての仕組みを調べ、ばらして型紙の製作にかかります。

カバーの樹脂部品は、劣化して固くなっていて割れることがよくあるので

慎重に外します。

一般的に、リクライニング機構部のカバーを先に外すのですが

このシートは、このカバーを外さなくて良いので助かりました。

家具では座と呼ぶ、F/C(フロントクッション)の底は、写真のように

ウレタンを線材バネで受けるタイプでした。

ひと昔前は、この仕組みが主流でしたが、最近の大衆車は、パンフレームと呼ぶ、

成型したパネルの上にウレタンを乗せて、表皮となるカバーをかぶせ、

張るタイプが多いと思います。

利点は、加工費が安価に加え、車が、ドンっと着地したときにシートが

沈みすぎないサブマリン対策でもあるように記憶しています。

でも、ジムニーの足回りや、走行条件の事を考慮して、振動吸収の優れている

この形式を維持してるんでしょうね。

 

今日の更新はここまで

次回をお楽しみに

 

 

 

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