洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

富士重工製、ラビットのシート

2020年06月24日 | ものづくり

前回のハーレーのコブラシートの更新で予告していた

ラビットの張替え、遅くなりました

知識のない私でも古いことはよくわかります。

その割には乗り込んだ劣化は少なく、経年劣化という感じです。

最近のステープル、タッカーでの張り込みや、その以前の

パンフレームの爪に引っ掛けるタイプとも異なる、底フレームの溝に

トリムコードをはめ込むタイプです。

今回の問題は、この溝が錆びて使えない部分があるということです。

どんだけラビットが好きなのか?  今回の依頼者さん、色違いで

2台分のシートを持ってきました。

底板にトリムコードを埋め込む溝は2.5mmの太さの玉芯がシートのパイピングと兼用でき助かりました

このシートの裾に芯を縫い込んで鉄板の溝にはめ込む為、たるんだり

シワがでれば、その部分を引っ張って対応することができません。

そのため、型紙の精度、縫製の精度、縫い直しできないレザー表皮

と言うことで少々てこずりました

カバーを張る前に破れてくぼんだ部分は修正しておきます。

この溝にコードをはめ込む作業、網戸の張替え用のローラーを

使います。(写真がなくてごめんなさい)

問題の、劣化した部分は、元シートと同じようにコードを

縫い付け、錆びて使えない部分は写真のように目隠し布を縫い付け

接着しました。(パイピング&接着の複合です)

長らくお待たせしました。

連絡した翌日に受け取りに来てくれました。

後日、写真が届きました。

写真が届き、びっくり、後ろ座席はパイピングの色が異なっています。

前もって写真を見ていれば後部席に合わせたのに、少し残念

今回のご縁で、別のラビット2台、古いサニーの張替えも

後日、入れてくれるとの話をいただきました。

今度はもう少し、きれいに、早く張り替えて見せたいと思います。

 

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