前回のハーレーのコブラシートの更新で予告していた
ラビットの張替え、遅くなりました
知識のない私でも古いことはよくわかります。
その割には乗り込んだ劣化は少なく、経年劣化という感じです。
最近のステープル、タッカーでの張り込みや、その以前の
パンフレームの爪に引っ掛けるタイプとも異なる、底フレームの溝に
トリムコードをはめ込むタイプです。
今回の問題は、この溝が錆びて使えない部分があるということです。
どんだけラビットが好きなのか? 今回の依頼者さん、色違いで
2台分のシートを持ってきました。
底板にトリムコードを埋め込む溝は2.5mmの太さの玉芯がシートのパイピングと兼用でき助かりました
このシートの裾に芯を縫い込んで鉄板の溝にはめ込む為、たるんだり
シワがでれば、その部分を引っ張って対応することができません。
そのため、型紙の精度、縫製の精度、縫い直しできないレザー表皮
と言うことで少々てこずりました
カバーを張る前に破れてくぼんだ部分は修正しておきます。
この溝にコードをはめ込む作業、網戸の張替え用のローラーを
使います。(写真がなくてごめんなさい)
問題の、劣化した部分は、元シートと同じようにコードを
縫い付け、錆びて使えない部分は写真のように目隠し布を縫い付け
接着しました。(パイピング&接着の複合です)
長らくお待たせしました。
連絡した翌日に受け取りに来てくれました。
後日、写真が届きました。
写真が届き、びっくり、後ろ座席はパイピングの色が異なっています。
前もって写真を見ていれば後部席に合わせたのに、少し残念
今回のご縁で、別のラビット2台、古いサニーの張替えも
後日、入れてくれるとの話をいただきました。
今度はもう少し、きれいに、早く張り替えて見せたいと思います。
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