こんな形ででファスナーが縫ってあるの見たことありますか?
これは千鳥縫いで、ファスナーの片面を8㍉のフェルトに縫い付け、反対側は本革が縫い付けてあります。
カンガルーのポケットのようにできたり、取り外し仕切りなんかにもなります。
中側はこんな感じになります。
ファスナーの縫製では、縫い代になるテープ側がスライダーで挟みこまないように
また、端末の見栄え等で悩むものですが、写真のように、テープ側を処理する方法があります。
写真のように厚い素材の縫い合わせ縫製の場合、厚くなる縫い代の扱いに困ることがあります。
2枚の素材を突き合わせで縫合することが出来ます。
つまり、シームレス的な仕上がりになります。
10㍉で縫い合わせた場合、このようにスッキリしたフラットな形にはなりません。
例えば、2㍉厚の帆布なんかも突き合わせて縫い合わせると面白いと思います。
強度が必要な帆布の製品の場合、縫い合わせ部分が硬くなり扱いが困難で困ることがあります。
切り口のほつれ対策を施し、8番糸で突き合わせて縫う事で折りたたみ易くなります。
厚物の用の千鳥ミシンって、なかなか見かけなく、何ができるか知られていませんが
高価な金型を製作して成型する事しかないと思って、少数の部品、製品の製作をあきらめて
いる方、個性的なバックなんか作ってみたい方、提案してください
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