今回は、マニアックな、お話です
以前、このブログで投稿した、ヘム巻きの、お話から6年が過ぎました
簡単にヘム巻きね って言っても、二つ巻き、三巻、4つ巻きと3種類の巻き方があります。
それに、素材、厚さ、外観指示寸法により、テープ幅、また、テープの素材厚・・・
基本的に、汎用の作業は無いと考えた方が良いかと思います。
ヘム巻きをするには、ヘム巻きラッパが必須です。
最近は、アマゾンなどで、安価なヘム巻きラッパが出回っています。
そのヘム巻きラッパを選定することから始まるのですが、実際は、買ったヘム巻きを
そのまま使える事って、ほとんど無いと思います。
もちろん、手持ちの治具で賄いたいのですが、やはりクオリティを求めると
どうしても専用の治具、ミシンを仕立てなくては、となってきます。
気が付いたら、こんなに、ヘム巻きラッパのコレクターになっていました。
そう、こう、していたら今、3台の専用ヘム巻きミシンが低い稼働率で遊んでいます
極厚物用の総合送り用は割と働いている方
縁取りと言っても縫い代隠し、表返しを省く用に2枚を重ねながら同時で縫う事も
できる、定番の上下送りミシンがあります。
マジックテープなど、薄物の裁断口を隠す、おなじみの下送りミシンのもあります。
だいたい、これで賄ってきたのですが、ちょっとスペシャルな製品を作りたくて
4台目のヘム巻き専用として、総合送りの横筒(シリンダー)ミシンをいじることにしました。。
このミシン、古いのですが、とてもしっかりしていて昔のメイドインジャパンを
感じるミシンです。
この総合送り、横筒ミシンの針板を沈ませて、ラッパを設置する為の特殊な針板と送り歯を
見つけました(中華圏のネットショップ。買い方がわからず、息子の力を借りた)
いざ、使おうと思うと、入れ替えを頻繁に行っているモーターの付け替えから
立ち作業用の前準備と色々とあります
ようやく、準備をして、とりあえず、ネジ位置を確認して、試し縫い・・・・
これから、コツコツと治具を作り替え、微調整を重ねて使えるように
仕上げて行きま~~す
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