洋服を縫わない縫製工房

ミシンを使って、洋服以外で、できることは何でも挑戦!
薄物から、厚物、金属?関わったものを紹介します。

ヘム巻き縫製の沼、沼、沼・・・(苦笑)

2021年10月18日 | ものづくり

今回は、マニアックな、お話です

以前、このブログで投稿した、ヘム巻きの、お話から6年が過ぎました

簡単にヘム巻きね って言っても、二つ巻き、三巻、4つ巻きと3種類の巻き方があります。

それに、素材、厚さ、外観指示寸法により、テープ幅、また、テープの素材厚・・・

基本的に、汎用の作業は無いと考えた方が良いかと思います。

ヘム巻きをするには、ヘム巻きラッパが必須です。

最近は、アマゾンなどで、安価なヘム巻きラッパが出回っています。

そのヘム巻きラッパを選定することから始まるのですが、実際は、買ったヘム巻きを

そのまま使える事って、ほとんど無いと思います。

もちろん、手持ちの治具で賄いたいのですが、やはりクオリティを求めると

どうしても専用の治具、ミシンを仕立てなくては、となってきます。

気が付いたら、こんなに、ヘム巻きラッパのコレクターになっていました。

そう、こう、していたら今、3台の専用ヘム巻きミシンが低い稼働率で遊んでいます

極厚物用の総合送り用は割と働いている方

縁取りと言っても縫い代隠し、表返しを省く用に2枚を重ねながら同時で縫う事も

できる、定番の上下送りミシンがあります。

マジックテープなど、薄物の裁断口を隠す、おなじみの下送りミシンのもあります。

だいたい、これで賄ってきたのですが、ちょっとスペシャルな製品を作りたくて

4台目のヘム巻き専用として、総合送りの横筒(シリンダー)ミシンをいじることにしました。。

このミシン、古いのですが、とてもしっかりしていて昔のメイドインジャパンを

感じるミシンです。

この総合送り、横筒ミシンの針板を沈ませて、ラッパを設置する為の特殊な針板と送り歯を

見つけました(中華圏のネットショップ。買い方がわからず、息子の力を借りた

いざ、使おうと思うと、入れ替えを頻繁に行っているモーターの付け替えから

立ち作業用の前準備と色々とあります

ようやく、準備をして、とりあえず、ネジ位置を確認して、試し縫い・・・・

これから、コツコツと治具を作り替え、微調整を重ねて使えるように

仕上げて行きま~~す

 

 

 


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