「がんばる」の反対語は「感謝する」ということを知りました。
これに関しては様々な解釈はあるかと思いますが、私の感覚でとらえると、がんばっている状態は、あくまでも自分に中心がありとても力が入った状態です。
それに対し、
感謝する状態は、大きな力に身を委ねているような、リラックスしている状態ですね。
要するに、心身ともに緊張状態にあるのががんばるで、弛緩状態にあるのが感謝でしょうか。がんばることは決して悪いことではないですが、がんばりすぎて疲れてしまうのは、良い状態とは言えませんよね。
私の場合、どうもその良くないがんばり方をしてしまいがちなので、がんばるの逆の状態から、なにか良いヒントが得られるのではないかと思ったのです。
単純に考えると、がんばるの反対は「がんばらない=怠ける」というようなものでしたが、その状態を取り入れるには抵抗がありました。感謝することであれば、積極的に取り入れていきたいです。
自分の力だけで頑張って生きていると思うと、感謝の気持ちはなかなか生まれてきませんが、生かされている自分、というものを感じると、自然と感謝の気持ちは出てくるものですね。
いろいろな人から助けられ支えられている自分にもっと気づけば、感謝する機会はもっと増え、そのことによって疲れるようなんばり方はしなくなっていくような気がします。そういえば「ありがとう」という言葉は、心の浄化にもつながるといいます。
がんばりすぎて疲れてしまっている人は、がんばる方向に比重がかかりすぎていると思うので、感謝することによってバランスを取るようにすると、もっと楽に力が出せるようになるのではないでしょうか。