笑う門に福は来たるのか・・・の巻き

行動しようとすると必ずやトラブルにつながる人?まさにうちの旦那!尻拭いの日々に呆れ怒りの果て残された道はもう[笑]だけ。

うれしい瞬間

2010年12月31日 | じ~~~ん

先日のS子とのデートのとき


ふと うさぎのチョコレートに目が止まって


しばらく二人でそのチョコを手にとって盛り上がった



 「こんなの もらったら うれしいよね~


と 私


すると S子も言う


 「そうそう 私もさっき MANYが来るまでに



  これが偶然目に留まって 手にとって眺めていたのよ~



何時間も一緒にいた間のほんのひとにぎりの会話







 ぴんぽ~~~ん



さっき 郵便局の配達員がこんなものを届けてくれた







開けてみると








あのときのっ



そう まさに あのときのうさぎのチョコレート




ささいな会話も こうやって覚えていてくれたんだ





S子からの さりげないメッセージは



 今年 いっぱい頑張ったので ごほうびをあげるね




 うう・・ 粋な計らいに感激~~~~っ



  ありがと S子













もうひとりのお母さん

2010年12月20日 | じ~~~ん


次男の「お受験失敗事件」で胸を痛めてくれているのは


 私の もうひとりのおかあさん


  イコール ボケあのおかあさん


今日 数か月ぶりに 電話してみた


 こんなに 近くに居ながら


  年に数回しか 逢うことはない




こんなに 何にもしてあげられない嫁なのに



 もうひとりのお母さんは 私にいつもこうおっしゃる



「 MANYさんは いつも働いているんだから


 ここに来た時くらい ゆっくりしていきなさい 」



お正月もお皿一つ洗わせてもらえない



「いいのよ 座って 座って」



 私 お客様状態・・・



私が立派な介護士になれたら


 愛情いっぱい 心をこめて お手伝いさせてね


電話口で声を聞きながら そう思った






私の母とも とても 仲良し


母がアルツハイマーになってから ずっと逢っていないので


 これから 母と「もうひとりのお母さん」のところに行く



  クリスマスプレゼントを持って・・・



 二人のうれしそうな顔が目に浮かぶ






  こんなちっぽけなことが



   すごく 幸せなことに思えてきた



    



タイムスリップ

2010年12月16日 | じ~~~ん
木曜日は わが家の長男&次男がお世話になった幼稚園に


レッスンに行っている



この園は モンテッソーリ教育で


子どもたちはそれぞれ 自分の選んだ「おしごと」に取り組む


その頃 モンテッソーリ教育の本を熟読していた私は


ご近所にこのような園があったこと とてもうれしく思って 即 入園を決めた




毎週 この園に行くたびに


わが子の幼かった姿が重なりあう


今でも あの制服を着て 園庭を駆け回っている二人に逢える


懐かしい・・・


可愛い園児たちの後姿を見ながら


ため息が出てしまった


もっと 育児 楽しめば 良かったな





園長先生の言葉を ふと思いだした


 「 小学校受験はおすすめしないです 」





園長先生 今回の次男のことを話したら


なんておっしゃるかな・・・






生徒たちからのごほうび

2010年11月26日 | じ~~~ん
コンサートを終えて


 生徒たちと反省会をした



毎年 賞をもらっているクラスは


 今年は 賞を手にすることはできなかった



 賞をもらうのは


   出来るだけ高学年になってから手にしてほしいと常日頃感じている私



 泣くほど 悔しい思いを胸に


   「来年こそ あの表彰台に立ちたい


 と 歯を食いしばって頑張る経験をさせたいから




今年は その点で その悔しさをかみしめるチャンスの年だと


 内心 ほっとした



1年生の時 初出場にして賞をもらい



 それが 当たり前になりかけていたときに



   いいタイミングで ぶち当たった 壁




コンサートを終えて 何を思ったであろうか と



 生徒たちの反応を見ることは



   怖い半面 楽しみでもあった



 「ステージに立ってみてどうだった~



 生徒たちをピアノの前に集めて尋ねてみた



8人の子どもたちは 充実感いっぱいの顔で



 口々に



たのしかった~~~



 「今年も賞がもらえると思ってステージ前の方に座って



       待っていたんだけど 呼ばれなくて・・・


       帰りの車の中で いっぱい泣いたよ


そう 言いながらも とても充実感で満ち溢れた表情のSちゃん




 「ぼくねぇ 一番大好きなゲームより


 
       アンサンブルすることが大好きだって事に気がついたよ



 「私も~~  一番好きなことは何って聞かれたら



       絶対 みんなっで気持ちを一つにして演奏すること って答えるもん



 「あ~~ もう一回 あの曲が弾きたいなぁ



 「じゃ 今から 一回だけ あのステージを思い出しながら


        演奏してみようかっ



 「やった~ 弾きたい 弾きたいっ




   




音楽で優劣をつけることが嫌いな私の思いが



 知らず知らずのうちに 生徒たちに伝わっていたんだ



賞をもらうことより 



 そこに行きつくまでのプロセスを大切にしたいって思いが・・









  私、泣きそうになった











大きな古時計

2010年10月20日 | じ~~~ん
 


「 お~おきな のっぽのふるどけい


          おじい~さんの~とけい~ 」



     「 みんな この歌 しってる 」



       「 うん 知ってる 知ってる


    
      「 じゃ 今日はこの歌にしようね 」



        「 でもね・・・私、三番の時に いつも悲しい気持ちになる・・



       「 わかるわかる


              じゃ 今日はおじいさんに届くように歌おうね 」






       
            一年生の生徒たちの声は 透き通っていて



              私の心の中に どんどんしみわたる 



              平井堅より もっとも~っと透明感のある美しい声 





            2コーラス目が終わって


               間奏のあと 3コーラス目にはいる





          「 真夜中にベルがなった おじいさんのとけい


             お別れのときが来たのを 皆に教えたのさ


             天国へのぼるおじいさん 時計ともお別れ


              今は もう 動かない そのと~け~い~ ~ 」








               Aちゃん 涙声 



                私も うつった 



                  み~んな 涙声・・・






            エンディングの最後の音が



             すうっっとフェイドアウトして



              ほんの少しだけ 時が止まった




             そして その一瞬後、



             みんなで顔を見合わせて くすっと笑った




             みんなの気持ちが ひとつになった






          音楽ってすごい



           一瞬にして 寂しくなったり



              うれしくなったり・・・




           コンクールや大きなステージで



           賞をもらったり           



             たくさんの拍手を浴びることもいいけれど



           日々のレッスンの中で 



             音楽を通して 感動しあえる、



            そんな 講師でありたい 




            弾くことだけにとらわれないで



             こうやって音楽を体中で感じて



             心を伴わせて歌い上げることのできる



         そんな心の豊かなこどもたちを たくさん育てていきたいな・・・