笑う門に福は来たるのか・・・の巻き

行動しようとすると必ずやトラブルにつながる人?まさにうちの旦那!尻拭いの日々に呆れ怒りの果て残された道はもう[笑]だけ。

ドラえもんになりたい

2010年10月28日 | きゅん
 来月のコンクールで 



   ドラえもんの主題歌



    ゆめをかなえてドラえもん を選曲した



     なぜか 心がじ~んとするから聞いてみて~ここをクリック!




  今 6人用のスコアを作成中



    他のパートを聞きながら 演奏するのには まだまだ未熟 



     そのあたりは 大人には負けないクリアな声でカバーして


    
     何とか客席にあたたかい空気を届けたいと思いで アレンジを進めている




 小学一年生にはぴったりの 分かりやすい歌詞と



  分かりやすいメロディー



  実は 今 私が一番好きな曲でもある




   今 私が ドラえもんになって



    夢を叶えられるとしたら



    叶えたい夢が たくさんありすぎて



    超忙しいドラえもんになるだろうなぁ















貴重な時間

2010年09月28日 | きゅん


長男の長い長~い夏休みが終わりほっとした



・・・とは言えないかぁ



今月まではなんとかなったものの 来月はどうするか





母は 少人数の介護施設で 生き生きと楽しそうにしている



そこでは 母が一番若いので



 自分がそこにお手伝いに来て お年寄りの世話をしていると思い込んで



 掃除をしたり お料理を手伝ったりしているのだ



  立てなかった事が 嘘のように それはそれは 生き生きと・・・









 暇なのかもしれない病院の先生に告げられた



「とても 言いにくいことのなのですが


  たったひとりのお母さんのために


  お仕事をお休みされたらいかがですか



      




   それだけは できません



   私が私でいられるのは この仕事があるから




   こんなに衝撃的な出来事が 次々に私を襲ってきても




    仕事があるから 頑張れた




  仕事に助けられているのが 自分でも わかる




 「 先生は できますか


    医者の仕事を辞めて 24時間 認知症の身内の介護だけの日々に


    生きがいを感じることが できますか




   私には無理です・・・



    きれいごとでは 済まされない世界なんです






   私は 何にも 言い返すことは 出来ずに



     先生の前で 涙を流すことしかできなかった





痴呆遅らせ作戦の成果は

2010年09月23日 | きゅん


9月2日に倒れてから 今日で3週間かぁ~


毎日 慌ただしくて 何が何だか・・・





子供たちとともに 進めてきた


 痴呆遅らせ作戦



    残念ながら



      完全に



        失敗・・・




  アルツハイマーチームに 100対0で 敗北




   母はもうすでに一人だは立てない


   トイレも行けないどころか


   すでに 介護オムツ使用・・・そして


   そのオムツが汚れたことさえ 気がつかない


   見えないものが見え


   聞こえない声が聞こえ


   昨日は 長男からプレゼントされた パズルピースを


   箸でつまんで 食べようとしていた


   私を見て 「おじさん」って
      私は男か~~~っ




   ここまで 急激に悪くなるとは


   恐るべし アルツハイマー




   以前 テレビで見て


   自分の身内が こんなになったらどうしよ~


   と思って見ていたけれど


   何とか なるものなんだな


   今は もう 何にも 怖くなくなってきたよ




   

  今日は これから コンサート


  母を置いていくのは 怖いけれど


  今日は 次男が見ていてくれる



    頑張れ 次男よ




    私も こんな気分で演奏するのは


    聞きに来てくれる方々に申し訳ないから


    気分 盛り上げて 頑張るよ



    私・・・もう な~んにも怖くないからね




悲しい判断

2010年09月07日 | きゅん



 「 先生 Yくんは ちょっと 変わってますよねぇ


           自閉ですかねぇ・・・」




      担当者から私に相談があった




  「 ちょっと 人と違う行動をしたり


       ソルフェージュの時に ごそごそしたり


       それは 子供にはよくある行動です


      いちがいに自閉とは 言えないと思います 」



    私は そう 答えた




    「自閉症」って そんな 簡単に決めつけないでください



         個性 



      私は そう思います






    
      もし そうだったとしても



     それも含めて伸ばしてあげるのが


 
      私たちの仕事ではないですか


    


    そこまで 言い切りたかったけれど



      言えなかった 



    母のことがあるせいか


       涙が出そうになった











      



敗北の日

2010年09月04日 | きゅん

 ブログ更新しないと


   心配かけてしまうだろうから

 
     今日もパソコンに向かう




   まだこの仕事を始めて間もないころ出会った友達 Sちい



      家族のように一緒に時を過ごして


      私がいない間も わが家にあがりこんで


      私の母や今は亡き父と仲良くしていたSちい



     でも いつの間にか 距離が出来て


       金曜日の会議でも 交わす言葉は挨拶だけ



      

      それでも 私はいつも Sちいを見ていた


         今日は来ているかな


          体調は良さそうかな・・・



        きっと Sちいもそうだと思う



          お互い口には出さないけれど


           お互い 心配しあっている・・・





      その Sちいに 会議が終わったあと



          早口で 伝えた



         エレベーターが閉まりかける その瞬間に



       「 Sちい 母がアルツハイマーかも・・」






         そっけなく 相槌打たれると思ったけれど



      Sちいは私の予想に反して みるみる顔が暗くなり 涙ぐんだ




        エレベーターが閉まって



            私は普通に会議に戻った






        そして 今朝 Sちいから久しぶりにメールが届いた



       「昨日の夜から何度も何度も


         メールを打っては消し・・の連続だったよ



           今度ゆっくり話したい」



       「ゆっくり話したい・・・」の一文を読んで


          私の涙を堰き止めてくれていた涙腺くんが


          一気に崩壊した



        しっちい ありがとう


          やっと ゆっくり話ができるね



         やっぱり ずっと心配してくれていたんだね



         ほんとに うれしい



         今回の試練は


           苦しいことだけでは終わらない


          きっと今まで見えなかったことが


          たくさん 見えてくるチャンスに違いない




        泣いたら負けだと頑張っていたけれど今日は見事に敗北



         大きいクラスの生徒には事情を話し 



           泣きつかれた目に気がついたのか



         いつもそっけない高校一年生Sちゃんが



          帰り際に



         「せんせっ ガンバよっ



          と 渇を入れてくれた。




            なかなかやるじゃん Sちゃん



              俄然 元気でたよ