衝撃の人事異動に振り回された春を乗り越え、忙しいながらも自分なりにオンとオフを上手に使い分けた今シーズン。
チョイ釣りがメインだったが、ときに楽しい仲間に支えられながら、あっという間の7ヶ月だった。
それでは、恒例のシーズン総括に参りましょう。
天候
冬の小雪と空梅雨の影響でシーズン前半は渇水に苦しんだ。
思いのほか梅雨明けが遅く、ようやく夏がきたと思ったら好天は10日と続かず台風シーズンに突入。
運が悪いことに、台風はことごとく日本列島をダイレクトに襲い、おまけに8月下旬から台風は秋雨前線とタッグを組んで記録的な大雨になった。
渇水から一転して長雨と増水。
天候と河川の状況は、快適とは程遠いシーズンになってしまった。
フィールド
今期は仕事疲れで釣りをあきらめてしまう日も何回かあり、シーズン途中からサプリメントを飲み始めた。
これが自分の体に合っていたのか、はたまた気のせいか定かではないが、徐々に疲れにくくなってきたような気がする。
釣行回数は19回。
疲れた、疲れたと思っていた割には、そこそこ出動している。
山にもよく行っていた割には健闘した方だろう。
仲間とのコラボで新たなフィールドにも連れて行ってもらえた。
・秋川とその支流(東京都)
・多摩川水系(東京都、山梨県)
・相模川水系(神奈川県、山梨県)
・富士川水系(山梨県)
・南アルプスの渓(山梨県、長野県)
こう書くと、あまり広がりがないな。
結構いろんな支流をのぞきにいっているので、同じところに何回も通ったという意識はあまりない。
来シーズンは、もうちょっとがんばるか! いや、がんばれるかなぁ?
釣果
残念ながら尺は無し。
今期は厳しい状況が続いたので、なかなかチャンスに恵まれなかった。
それでも、毎回の釣行で出会う渓魚の豊かな個性に魅了されたし、それでよいと思っている。
今季出会えた数ある渓魚の中から、特に思い出深い魚を集めてみよう。
まずは、ヤマメから。
春先に出会ったヤマメ。
水面すれすれにかぶった木の下にうまくルアーをプレゼンテーションできたら、一発でガツンときた。
サイズは7寸程度だったが、サビの残った色合いと顔つきと均整のとれたプロポーションは、記憶に残る一尾になった。
次は、soraさんとコラボ釣行での一尾。
落ち込みの下までミノーを追ってきたやる気満々のヤマメ。
腹部のマダラが印象的なヤマメだ。
ファイトも素晴らしかった。
こういうヤマメが釣れるとなんだかとても嬉しくなってくる。
最後は、キャピキャピ隊での一尾。
サイズはシーズンベストの27cm。
まるまると太って、口元も鼻曲がり寸前。
写真が下手で、あまり大きく見えないのが難点か。(笑)
ミノーが5cmなので、魚との対比でその大きさを確認してほしい。
続いてイワナ。
南アルプスで出会うイワナは、いつもワイルドな顔つき。
ヤマトには届かなかったが、来シーズンも必ず挑戦したい。
ホームで出会うイワナも素晴らしい。
均整の取れたプロポーションとオレンジの斑点が美しい。
イワナの最大サイズは28cm止まりだった。
実はこの画像、ブログ記事には載せていなかった。
初公開である。
なぜかというと、ちょっと痩せていてヒョロ長いくて、とどのつまりかっこよくない(笑)
でも、わざわざ私に釣れてくれた今季最大魚であることに敬意を表して、公開に踏み切った。
ヒョロ長いヤマメというのはいないけど、イワナはこういうのが出てくるんだよね。
タックル・その他
今シーズンほど物を買わなかった年は無いかもしれない。
記憶しているのは、5lbのリーダーとスナップとミノーを2~3個くらいか。
穴のあいたウェーダーは、補修キットで復活。
まだまだ使うぞ。
ウェットゲーターは、補修不可能なくらいボロボロになってきているので、来シーズンは買い替えかも。
ウェーディングシューズは、あと1シーズンは何とかもってほしいところだ。
ロッドは、テンリュウとアブのパックロッドで通した。
支流・源流は、いざというときに仕舞えるパックロッドが有効だ。
最近は、ほとんど2ピースを使わなくなってしまった。
狭いところばっかり行っているからね。
そして、特筆すべきはBLINKのモニターになったこと。
これが今シーズン一番のニュースかもしれない。
私のような泡沫アングラーに、貴重なプロトタイプミノーのモニタリングをさせていただけるなんて、光栄の至りである。
55mmのフローティングミノーは、できる限り違うフィールドでの試釣を繰り返した。
自分の感じたことをビルダーのヒルマ氏とメールでやり取りするのも新鮮な体験だった。
また、ここ数年シンキングばかり使っていたので、フローティングの楽しさを再認識することにもなった。
コラボ釣行
今シーズンは、6回のコラボ釣行が実現した。
4月23日「プチキャピ隊は癒しの渓をゆく」(soraさん)
5月29日「BLINKのモニターはじめました」(あなさん)
6月26日「キャピ3 de 渓LUNCH」(soraさん、shinichiさん)
7月30~31日「源流釣行 2016夏」(soraさん、shinichiさん)
8月27日「夏の終わりにイワナ三昧」(shinichiさん)
9月15日「雨雲をふきとばせ」(あなさん、soraさん、shinichiさん)
振り返ってみれば、すべてキャピキャピ隊のメンバーとのコラボだった。
あなさん、soraさん、shinichiさんには、本当にお世話になりっぱなしである。
言葉がみつからないくらい、いつも感謝している。
また、声をかけていただいたのに、仕事などでタイミングが合わず、残念ながらご一緒できない方も何人かいらっしゃった。
ぜひ、来シーズンお願いいたします。
渓グルメ
いつかは特集したいなと常々思っていた渓にまつわる食について。
渓で見つけた山菜やsoraさんが腕を振るう渓食などなど。
匂いと味は記憶を鮮明に呼び起こすとはよく言われることだが、まさしくその通りだと思う。
春のフキノトウ、タラノメの鮮烈な香りは身体を目覚めさせる。
soraさんが調理してくれたシドケのオムレツは最高の味だった。
キャピキャピ隊では、soraさんのアイデアでいつだって豊かなランチを満喫している。
そぼ降る雨の中、焚火で焼いたイワナも野趣あふれるごちそうだった。
最終釣行では、ほんの少しだけどハナイグチも収穫できた。
もっと山菜やキノコの種類を覚えて、豊かな時間を過ごしたい。
さらにいえば、単独釣行でも、ゆっくり渓食を満喫するくらいの心と時間の余裕もほしいところである。
まとめ
春の人事異動では、どうなってしまうことかと一寸先も見えない状況だったが、無事にシーズンを終えたことに安堵している。
そして、案外図太い自分におかしささえこみあげてくるのである。
体型の図太さは健康上なんとかしないといけないけど、心のタフさは人生の豊かさにつながるのかなと思えてきた。
もちろん、仕事も大事だし、家族はそれ以上に大事。友達やお世話になっている方々全てに感謝しつつ、一方で自分の楽しみと心の余裕をちょっとずつ広げていきたいものである。
まだまだ行きところもやりたいことも、次から次に出てくるのである。
ブログもまだまだ続けますので(一応、還暦まで続けるのが目標)、どうぞよろしくお願いいたします。
チョイ釣りがメインだったが、ときに楽しい仲間に支えられながら、あっという間の7ヶ月だった。
それでは、恒例のシーズン総括に参りましょう。
天候
冬の小雪と空梅雨の影響でシーズン前半は渇水に苦しんだ。
思いのほか梅雨明けが遅く、ようやく夏がきたと思ったら好天は10日と続かず台風シーズンに突入。
運が悪いことに、台風はことごとく日本列島をダイレクトに襲い、おまけに8月下旬から台風は秋雨前線とタッグを組んで記録的な大雨になった。
渇水から一転して長雨と増水。
天候と河川の状況は、快適とは程遠いシーズンになってしまった。
フィールド
今期は仕事疲れで釣りをあきらめてしまう日も何回かあり、シーズン途中からサプリメントを飲み始めた。
これが自分の体に合っていたのか、はたまた気のせいか定かではないが、徐々に疲れにくくなってきたような気がする。
釣行回数は19回。
疲れた、疲れたと思っていた割には、そこそこ出動している。
山にもよく行っていた割には健闘した方だろう。
仲間とのコラボで新たなフィールドにも連れて行ってもらえた。
・秋川とその支流(東京都)
・多摩川水系(東京都、山梨県)
・相模川水系(神奈川県、山梨県)
・富士川水系(山梨県)
・南アルプスの渓(山梨県、長野県)
こう書くと、あまり広がりがないな。
結構いろんな支流をのぞきにいっているので、同じところに何回も通ったという意識はあまりない。
来シーズンは、もうちょっとがんばるか! いや、がんばれるかなぁ?
釣果
残念ながら尺は無し。
今期は厳しい状況が続いたので、なかなかチャンスに恵まれなかった。
それでも、毎回の釣行で出会う渓魚の豊かな個性に魅了されたし、それでよいと思っている。
今季出会えた数ある渓魚の中から、特に思い出深い魚を集めてみよう。
まずは、ヤマメから。
春先に出会ったヤマメ。
水面すれすれにかぶった木の下にうまくルアーをプレゼンテーションできたら、一発でガツンときた。
サイズは7寸程度だったが、サビの残った色合いと顔つきと均整のとれたプロポーションは、記憶に残る一尾になった。
次は、soraさんとコラボ釣行での一尾。
落ち込みの下までミノーを追ってきたやる気満々のヤマメ。
腹部のマダラが印象的なヤマメだ。
ファイトも素晴らしかった。
こういうヤマメが釣れるとなんだかとても嬉しくなってくる。
最後は、キャピキャピ隊での一尾。
サイズはシーズンベストの27cm。
まるまると太って、口元も鼻曲がり寸前。
写真が下手で、あまり大きく見えないのが難点か。(笑)
ミノーが5cmなので、魚との対比でその大きさを確認してほしい。
続いてイワナ。
南アルプスで出会うイワナは、いつもワイルドな顔つき。
ヤマトには届かなかったが、来シーズンも必ず挑戦したい。
ホームで出会うイワナも素晴らしい。
均整の取れたプロポーションとオレンジの斑点が美しい。
イワナの最大サイズは28cm止まりだった。
実はこの画像、ブログ記事には載せていなかった。
初公開である。
なぜかというと、ちょっと痩せていてヒョロ長いくて、とどのつまりかっこよくない(笑)
でも、わざわざ私に釣れてくれた今季最大魚であることに敬意を表して、公開に踏み切った。
ヒョロ長いヤマメというのはいないけど、イワナはこういうのが出てくるんだよね。
タックル・その他
今シーズンほど物を買わなかった年は無いかもしれない。
記憶しているのは、5lbのリーダーとスナップとミノーを2~3個くらいか。
穴のあいたウェーダーは、補修キットで復活。
まだまだ使うぞ。
ウェットゲーターは、補修不可能なくらいボロボロになってきているので、来シーズンは買い替えかも。
ウェーディングシューズは、あと1シーズンは何とかもってほしいところだ。
ロッドは、テンリュウとアブのパックロッドで通した。
支流・源流は、いざというときに仕舞えるパックロッドが有効だ。
最近は、ほとんど2ピースを使わなくなってしまった。
狭いところばっかり行っているからね。
そして、特筆すべきはBLINKのモニターになったこと。
これが今シーズン一番のニュースかもしれない。
私のような泡沫アングラーに、貴重なプロトタイプミノーのモニタリングをさせていただけるなんて、光栄の至りである。
55mmのフローティングミノーは、できる限り違うフィールドでの試釣を繰り返した。
自分の感じたことをビルダーのヒルマ氏とメールでやり取りするのも新鮮な体験だった。
また、ここ数年シンキングばかり使っていたので、フローティングの楽しさを再認識することにもなった。
コラボ釣行
今シーズンは、6回のコラボ釣行が実現した。
4月23日「プチキャピ隊は癒しの渓をゆく」(soraさん)
5月29日「BLINKのモニターはじめました」(あなさん)
6月26日「キャピ3 de 渓LUNCH」(soraさん、shinichiさん)
7月30~31日「源流釣行 2016夏」(soraさん、shinichiさん)
8月27日「夏の終わりにイワナ三昧」(shinichiさん)
9月15日「雨雲をふきとばせ」(あなさん、soraさん、shinichiさん)
振り返ってみれば、すべてキャピキャピ隊のメンバーとのコラボだった。
あなさん、soraさん、shinichiさんには、本当にお世話になりっぱなしである。
言葉がみつからないくらい、いつも感謝している。
また、声をかけていただいたのに、仕事などでタイミングが合わず、残念ながらご一緒できない方も何人かいらっしゃった。
ぜひ、来シーズンお願いいたします。
渓グルメ
いつかは特集したいなと常々思っていた渓にまつわる食について。
渓で見つけた山菜やsoraさんが腕を振るう渓食などなど。
匂いと味は記憶を鮮明に呼び起こすとはよく言われることだが、まさしくその通りだと思う。
春のフキノトウ、タラノメの鮮烈な香りは身体を目覚めさせる。
soraさんが調理してくれたシドケのオムレツは最高の味だった。
キャピキャピ隊では、soraさんのアイデアでいつだって豊かなランチを満喫している。
そぼ降る雨の中、焚火で焼いたイワナも野趣あふれるごちそうだった。
最終釣行では、ほんの少しだけどハナイグチも収穫できた。
もっと山菜やキノコの種類を覚えて、豊かな時間を過ごしたい。
さらにいえば、単独釣行でも、ゆっくり渓食を満喫するくらいの心と時間の余裕もほしいところである。
まとめ
春の人事異動では、どうなってしまうことかと一寸先も見えない状況だったが、無事にシーズンを終えたことに安堵している。
そして、案外図太い自分におかしささえこみあげてくるのである。
体型の図太さは健康上なんとかしないといけないけど、心のタフさは人生の豊かさにつながるのかなと思えてきた。
もちろん、仕事も大事だし、家族はそれ以上に大事。友達やお世話になっている方々全てに感謝しつつ、一方で自分の楽しみと心の余裕をちょっとずつ広げていきたいものである。
まだまだ行きところもやりたいことも、次から次に出てくるのである。
ブログもまだまだ続けますので(一応、還暦まで続けるのが目標)、どうぞよろしくお願いいたします。
こんばんは!
今シーズンは、3回もsoraさんのランチをいただけて、本当に幸せな時間を過ごせました。
ありがとうございました。
来季はこんなことしたい、あんなこともしたい、と楽しい妄想にふけっております。
またよろしくお願いします。
渓でのごはん作りは、なかなか独りでは出来ないものです。
良い仲間が居てこその時間です。
また、オフもよろしくお願いします〜!
こんばんは!
爆釣王のモローさんとのコラボがあれば、尺をゲットできたのかも(笑)
来シーズンは、ぜひご一緒させてくださいね。
よろしくお願いします!
>jbopperさん
こんばんは!
振り返ってみると、天気や渓のコンディションは厳しかったものの、それなりに充実した釣行を重ねることができたと思います。
釣りもブログも、いつも皆さんに助けられ励まされてばかりです。
なかなか厳しいものがありましたね。
それでも、こんなにしっかり、釣りには行ってましたね!(笑)
良い仲間、良い家族、良い渓魚たち…良いシーズンでしたね!
今期は、コラボできなかったので来年は是非!!
こんばんは!
回数だけは、それなりに重ねることができた今シーズンでした。
幸いボウズということもなく、釣行時間の長短に関わらず満足できたシーズンだったと思います。
黒部は以前少しだけ行ってきたので、いつかは腰を据えて臨みたいと考えています。
山の方もぼちぼち始動しますよ~~。
来年は黒部ですか?
群青色の黒部ブル-、ええですよね。
今年は天候に邪魔されて黒部に入れなかったのでストレス溜っちゃってます。
これから秋、冬の山、楽しみたいですね!
こんばんは!
こちらこそ本当にありがとうございます!
腰が回復してきて、本当によかったですね~。
秋山、冬山とまだまだ楽しみは続きますので、よろしくお願いします。
黒部源流は自分の夢の一つです。
行きたいな~。
今シーズンも色々とお付き合いいただきありがとうございました!
わたくし、だいぶ腰の調子が良くなってきましたのでオフシーズンの山も付き合って下さい~。
これから来年は三俣のテン場にダラダラしに行きましょう。
カッケー黒部源流岩魚が待ってますよ!