覗キンさんのリクエストにより…今日は怖い話を
あのね、最初に断っておくのですが
俺の怖い話の場合、オチがありません
恐怖体験の番組などでこういう時はどう締めくくるのかと言うと
『…あれは一体、何だったのでしょうか』
これのパターンです
『苦しんで死んだ婆さんの仕業でしたとさ』とはなりませんので
モヤモヤ状態で終わります…
更に、以前のブログ『なんかすいてた』でも書いたので重複です
逆に話を盛っちゃってたりするのは俺のサービス精神からですので
お許しくださいませ…
あれは2年前の夏の旅行の事です
カミさんと二人で出かけましたよ
山形のちょっといいお宿が震災の為にお客さんが減り
安くしてまっせ~というプランをやっていたので行ってみよう!という事に。
どうせ安く泊まれるのだから帰り道に通る宮城県でも1泊しちゃおう!と計画したのでした
二泊目の宮城の某旅館での事です
HPで、その宿は何年か前にリニューアルオープンしているという事を知りました
なるほど、HPに載っている写真は旅館と言うよりもオシャレなペンションみたいな感じ
ペンションって言ってみたかっただけなんですけどね
宿に泊まったお客さんの感想も高評価でした
これは期待できるかも。
…
有名な温泉地の名前が付いている宿でしたが
その温泉地からちょっと離れた場所
田んぼの真ん中に林があって
その林の中に隠れているような宿でした
メチャメチャ新しい建物『新館』と
ボロボロの『旧館』というか民家がくっ付いている建物
何となくちょっと『あれ?』と思った気がします
『ハズレ』という感じを受けたような記憶があります
一日限定3組しか予約を入れないというお宿
ちょっと高級感を感じませんか?
ウチラが泊まる部屋に通されました
部屋に入った瞬間に嫌な『気』みたいなのを感じた俺
…でもね、気のせいって事もあるじゃない
こんな新しい宿で何かあるワケない
って、自分に言い聞かせる
観光が目的ではなく
ビールを飲みながら部屋で読書をするのが目的だった我ら
その目的通りに、温泉に入ってビールを飲んで読書して過ごしました
カミさんはちょっと昼寝…
俺もちょっと昼寝…と思ったんだけれど
何だかこの嫌な『気』が気になってしまう
部屋も何もかも真新しいのに
一体なんだろう…
夕食が出来ましたと連絡が来て
夕食の会場を聞くと何と我らが泊まる部屋の丁度真下の部屋になります…との事
その部屋に入ると、自分たちの部屋で感じていた嫌な『気』が一層強くなりました
そして、匂いがするんです
埃臭いのとカビ臭いのが混じったような
久々に使う部屋なの??
まさか…
それにさ、いくら久しぶりに使う部屋だと言っても
真新しいんですよ?
部屋の真ん中に大きなテーブルが置かれていて料理が並んでいる
ここで飯を食うのか…って思ったのを覚えています
でもね、カミさんが怖がるから下手に言えない
ご飯を食べながらも変にソワソワしてしまう妙な感覚
なんか落ち着かない
っていうか早くこの部屋から出たいな…って気分
この原因、一体何だろうと思って
俺は部屋を歩き回りました
霊能者でもないから見たって分からないんですけどね
…ん??
テレビの隣にメモ紙がある
『勝手に電源が入る事があるので見ない時は主電源を切って下さい…店主』
これを見て、やっぱりそうか…って思いました
電気系統って霊の悪戯が出やすいって聞いた事ありません?
それ、まさしくそれだと思いました
カミさんに正直に話すと予想通りに怖がってしまい
早々とご飯を食べて部屋に戻る事に…
しかしその部屋はあの嫌な『気』が強く溢れている部屋の真上です
自分達の部屋に戻っても何だか気持ちが悪い
…
寝る前にもう一回だけ温泉に入って寝ようか
って温泉へ…
これがまた夜になったら薄気味悪いんです
とてもじゃないけれど一人じゃ入れないぐらいなんですよ
窓の外の黒い闇も、温泉の中の頼りなく弱い照明も
何もかも気味が悪い…
入って間もなく女湯の方からカミさんが
『もう出ようよ~~~』とSOS
先に出て部屋に行ってて~とも言えない
俺も一人で風呂に入ってる勇気が無いし
かと言って部屋にも一人じゃ居られない
そそくさと温泉を出ました…
布団をくっつけて寝ましたね
オバケが出たとかそういう事は無かったけれど
何かは確実に『ある』のです
普通なら朝食を終えたら部屋でゆっくりして
チェックアウトまでゴロゴロするんだけれど
もうスグに宿を後にしました
…
よくワカランのだけれど
土地的に悪いような気がするんです
古い昔からその土地に残っている悪い『気』だと思う
勝手な俺の推測であります
幽霊として目に見える事よりも
俺はこの『悪い気』と言うのをしばしば感じます
もう何度もこれは感じているんですが
一番強烈だった話は…リクエストがあったらにしますね(ち~ん
前のブログにも書いた気がするけど
ネタが無いから書けって言われたら書くし
俺、書くし!
…
悪い気の2番目に強烈だった話を最後に…
以前、住んでいた家の前には農業用水路がありました
玄関を開けて4mぐらい先がスグに用水路です
幅は80センチぐらい
深さは俺の腰ぐらい
大雨が続くと水が溢れそうになるんだけれど、普段の水量は20~30センチ
その家のあった場所は田んぼの近くで
夜には本当に真っ暗になるのです…田舎ですからね
玄関の外灯が付いていても4m先の用水路の方まではちゃんと照らせません
俺はタバコを吸いに外に出て
真っ暗なのをいい事に用水路に向かって立ちションしたりすることがありました
…ある日もタバコを吸いに外へ出て
用水路に向かって2,3歩進んだトコで気づきました
真っ暗な用水路の中を忌まわしい『気』が轟々と流れているのでした
音が聞こえるわけでも、何か鈍く光を放っているとかでもない
ただ危険信号として俺に伝わってくるんです
近づいたらダメだと思うんだけれど
その気の強さに引っ張られる感じがするんですよね
止まりたいんだけどまた2,3歩踏み出してしまう
足を引っ張られて溺れて亡くなったとかいう話あるじゃないですか
近づくな!って警告音が体中に響いてるのに
足が進む感じ
…いやいや、アレは怖かった
結局、我に返って足を止めましたけど
本当に怖かった
あの尋常じゃない気は一体何だったんだろう…
黒い闇の中を大蛇がうねるように進んでいるような
今でも時々思い出すと怖くなります
元嫁の妹の部屋でも怖い体験をしたな…
あれもブログに書いたっけかな…
読みたい!って言う声があれば書こうかな
暑いし、こういうのもいいかもしれない(ご~ん
あのね、最初に断っておくのですが
俺の怖い話の場合、オチがありません
恐怖体験の番組などでこういう時はどう締めくくるのかと言うと
『…あれは一体、何だったのでしょうか』
これのパターンです
『苦しんで死んだ婆さんの仕業でしたとさ』とはなりませんので
モヤモヤ状態で終わります…
更に、以前のブログ『なんかすいてた』でも書いたので重複です
逆に話を盛っちゃってたりするのは俺のサービス精神からですので
お許しくださいませ…
あれは2年前の夏の旅行の事です
カミさんと二人で出かけましたよ
山形のちょっといいお宿が震災の為にお客さんが減り
安くしてまっせ~というプランをやっていたので行ってみよう!という事に。
どうせ安く泊まれるのだから帰り道に通る宮城県でも1泊しちゃおう!と計画したのでした
二泊目の宮城の某旅館での事です
HPで、その宿は何年か前にリニューアルオープンしているという事を知りました
なるほど、HPに載っている写真は旅館と言うよりもオシャレなペンションみたいな感じ
ペンションって言ってみたかっただけなんですけどね
宿に泊まったお客さんの感想も高評価でした
これは期待できるかも。
…
有名な温泉地の名前が付いている宿でしたが
その温泉地からちょっと離れた場所
田んぼの真ん中に林があって
その林の中に隠れているような宿でした
メチャメチャ新しい建物『新館』と
ボロボロの『旧館』というか民家がくっ付いている建物
何となくちょっと『あれ?』と思った気がします
『ハズレ』という感じを受けたような記憶があります
一日限定3組しか予約を入れないというお宿
ちょっと高級感を感じませんか?
ウチラが泊まる部屋に通されました
部屋に入った瞬間に嫌な『気』みたいなのを感じた俺
…でもね、気のせいって事もあるじゃない
こんな新しい宿で何かあるワケない
って、自分に言い聞かせる
観光が目的ではなく
ビールを飲みながら部屋で読書をするのが目的だった我ら
その目的通りに、温泉に入ってビールを飲んで読書して過ごしました
カミさんはちょっと昼寝…
俺もちょっと昼寝…と思ったんだけれど
何だかこの嫌な『気』が気になってしまう
部屋も何もかも真新しいのに
一体なんだろう…
夕食が出来ましたと連絡が来て
夕食の会場を聞くと何と我らが泊まる部屋の丁度真下の部屋になります…との事
その部屋に入ると、自分たちの部屋で感じていた嫌な『気』が一層強くなりました
そして、匂いがするんです
埃臭いのとカビ臭いのが混じったような
久々に使う部屋なの??
まさか…
それにさ、いくら久しぶりに使う部屋だと言っても
真新しいんですよ?
部屋の真ん中に大きなテーブルが置かれていて料理が並んでいる
ここで飯を食うのか…って思ったのを覚えています
でもね、カミさんが怖がるから下手に言えない
ご飯を食べながらも変にソワソワしてしまう妙な感覚
なんか落ち着かない
っていうか早くこの部屋から出たいな…って気分
この原因、一体何だろうと思って
俺は部屋を歩き回りました
霊能者でもないから見たって分からないんですけどね
…ん??
テレビの隣にメモ紙がある
『勝手に電源が入る事があるので見ない時は主電源を切って下さい…店主』
これを見て、やっぱりそうか…って思いました
電気系統って霊の悪戯が出やすいって聞いた事ありません?
それ、まさしくそれだと思いました
カミさんに正直に話すと予想通りに怖がってしまい
早々とご飯を食べて部屋に戻る事に…
しかしその部屋はあの嫌な『気』が強く溢れている部屋の真上です
自分達の部屋に戻っても何だか気持ちが悪い
…
寝る前にもう一回だけ温泉に入って寝ようか
って温泉へ…
これがまた夜になったら薄気味悪いんです
とてもじゃないけれど一人じゃ入れないぐらいなんですよ
窓の外の黒い闇も、温泉の中の頼りなく弱い照明も
何もかも気味が悪い…
入って間もなく女湯の方からカミさんが
『もう出ようよ~~~』とSOS
先に出て部屋に行ってて~とも言えない
俺も一人で風呂に入ってる勇気が無いし
かと言って部屋にも一人じゃ居られない
そそくさと温泉を出ました…
布団をくっつけて寝ましたね
オバケが出たとかそういう事は無かったけれど
何かは確実に『ある』のです
普通なら朝食を終えたら部屋でゆっくりして
チェックアウトまでゴロゴロするんだけれど
もうスグに宿を後にしました
…
よくワカランのだけれど
土地的に悪いような気がするんです
古い昔からその土地に残っている悪い『気』だと思う
勝手な俺の推測であります
幽霊として目に見える事よりも
俺はこの『悪い気』と言うのをしばしば感じます
もう何度もこれは感じているんですが
一番強烈だった話は…リクエストがあったらにしますね(ち~ん
前のブログにも書いた気がするけど
ネタが無いから書けって言われたら書くし
俺、書くし!
…
悪い気の2番目に強烈だった話を最後に…
以前、住んでいた家の前には農業用水路がありました
玄関を開けて4mぐらい先がスグに用水路です
幅は80センチぐらい
深さは俺の腰ぐらい
大雨が続くと水が溢れそうになるんだけれど、普段の水量は20~30センチ
その家のあった場所は田んぼの近くで
夜には本当に真っ暗になるのです…田舎ですからね
玄関の外灯が付いていても4m先の用水路の方まではちゃんと照らせません
俺はタバコを吸いに外に出て
真っ暗なのをいい事に用水路に向かって立ちションしたりすることがありました
…ある日もタバコを吸いに外へ出て
用水路に向かって2,3歩進んだトコで気づきました
真っ暗な用水路の中を忌まわしい『気』が轟々と流れているのでした
音が聞こえるわけでも、何か鈍く光を放っているとかでもない
ただ危険信号として俺に伝わってくるんです
近づいたらダメだと思うんだけれど
その気の強さに引っ張られる感じがするんですよね
止まりたいんだけどまた2,3歩踏み出してしまう
足を引っ張られて溺れて亡くなったとかいう話あるじゃないですか
近づくな!って警告音が体中に響いてるのに
足が進む感じ
…いやいや、アレは怖かった
結局、我に返って足を止めましたけど
本当に怖かった
あの尋常じゃない気は一体何だったんだろう…
黒い闇の中を大蛇がうねるように進んでいるような
今でも時々思い出すと怖くなります
元嫁の妹の部屋でも怖い体験をしたな…
あれもブログに書いたっけかな…
読みたい!って言う声があれば書こうかな
暑いし、こういうのもいいかもしれない(ご~ん