アンガスのスマホがいつになく鳴っている
メールなのかLINEなのか知らないけれど
連絡がバンバン入って来る
『どうしようかなぁ…悩むなぁ…』
って言う。
一体どうしたんだろう。
『どしたの?』
…
話を聞いてみたら今日は学生時代からの仲間内の花見の日だそうだ
仕事も落ち着いているようだから早退して花見に行くべきか
…でもなぁ。
って悩んでいる。
ウチの会社は自由度が高すぎるので
割とヒマな日は『帰りまーす』なんつって帰れる
『いいじゃん。帰って友達と飲んできた方がいいよ~。そうやって誘ってもらえるのいいよ』
…
俺は友達がいない
正確に言うと、誘ってくれる友達がいないのだ
学生時代の友達とも疎遠になった
前の会社の人達も、最初の内は誘ってくれたけど
コチラの不規則な仕事を思ってなのか声をかけてくれなくなった
そして、俺もそれに慣れちゃった。
例えば急に『今度の土曜日、B組の奴ら何人かで集まろう』なんて言われても嬉しくない
なんだろうね。面倒くさいっていう気持ちの方が先に立つんだよな。
友達甲斐が無いって言われても仕方がない。
でも俺はそういう人間なのだ。
だったら、仕事の関係で仲良しの人達と飲んでいる方がいい。
…そんな空気をバンバン出すからなのだろうか
古い友達からは声が掛からない。
だから、アンガスにはこんな風にならないように
今日の飲み会には行ってほしいなと思った。
俺のような不幸な感じにはならないでほしいのだ。
『職場の話を聞かれたら俺のバカな話を聞かせると良いよ。楽しんでおいで。』
アンガスは早退して行った。
楽しく飲んで過ごしたのかな。
俺のこの感じは不幸でもあるけど
でも、俺はこの方が楽でいいなとも思う。
ボビーさんは亡くなっちゃったけど、俺にとってボビーさんは最高だった。
何年会わなくても、メールのやり取りを久しぶりにしても
別に何の違和感もない。あった瞬間、メールを交わした瞬間、いつもの二人の感じになる。
俺、こんな風に居られるのが好きなんだよね。
でも、よく考えてみたらこんな関係は珍しいんだと思う。
貴重な関係なんだと思う。
だから友達とどこかに出掛けたとか、友達と飲んできたとか
そういう話をブログに書いたりTwitterに載せたりしている人は
俺はどこかで羨ましく思っているのだ。
…
そうだな…俺が昔の自分を知っていても違和感なく会える友達は
美容院の店長ぐらいだな
俺の中に変にヒネクレた部分がある
それが俺の本体である。
でも、その感じにやられて辛い気持ちになったりもする。
面倒くさい。俺は。
昔の俺を知らないと言う人と仲良くなって
俺の面倒くささも受け入れてくれたら最高に有難い。
身勝手で申し訳ないけど、そんな風に思う。
そして、昔の自分をどこかで嫌っているのだろうか
どうして昔の友達と縁遠くなるのやら。
…
俺と友達になってもいい人、募集(何でも募集すんな
俺の面倒くささを受け入れてください(白目充血