随分と前の写真です
我が家の記録係『おさるのカメラ』に保存されていた画像ですよ
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コレは…札幌ドーム
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ミスチルのライブに行ったときの物でした
この時、初めてサッポロクラシックビールを飲んだんです。ライブ前に。
したらカミさんがトイレに行きたくなって
ライブが始まる10分ぐらい前にトイレに行ったのに
混んでて帰ってこないんです
で、ライブが始まって1曲目の最中だったか終わるころに戻ってきて
この時、決心したようです
『ライブ前にビールは飲まない!!』
あれから何度も何度もライブには行ってますが
確かに一度も飲んでませんね…
あ、フェスは別物ですから例外ね。
このライブが終わって駅へ向かう行列に
変態があらわれたんです。
駅に入れずに行列になってる女性の首すじの匂いを嗅ぐヤツ。
コレがね、クンクンしてはすぐ前の方へ
クンクンしては前の方へ…
あっという間に行列の中をスイスイ、クンクンしながら進んで消えて行った
フェロモンの匂いなのか、ライブのあとの汗の匂いか
何か知らないけどあの姿は気持ち悪かった…
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…俺も気を付けよう(やるんじゃない
コレがおさるのカメラです
おさるさんの顔をしたポーチに入れているので
そう呼ばれています(名付けたのは俺
…もう古い古いカメラですが
まだまだ使おうと思えば使える
バッテリーが劣化しちゃってるんで、交換したら使えるんだけど
こんな古いカメラ使ってたら恥ずかしいのかな。
キレイにまだ写せるんだけどさ。
…ってか、スマホの方がキレイか。
小鉢クンと鳩のオッサンが辞めたあと
ウチの会社に入ってくれるんじゃないか?
って思ってたのがライオンさん(もちろん仮名)である
今の会社に入ってから、ライオンさんがお手伝いに来てくれたことが何度かあります
年齢は俺の6~7つ上ぐらいなのかなぁ
その昔、同じ業種のお仕事に就いてたこともあり
経験も豊富
人当たりもとってもいい
この人が怒るって事あるのかしらと思うほど
癒しのオーラに包まれているんです
ライオンさんの今のお仕事は
とってもハードなお仕事で
24時間勤務の交代制のお仕事をされている
俺が60歳になった時の事を思うと
とてもじゃないけれどできないお仕事である
ハードゆえに3日に1度お休みがあるのだそうで
そのお休みの日にもしも何も予定が無く、体力が残っているのであれば
ウチの会社のお手伝いしてくれませんか
もしくは、そちらの給料と同じぐらいお支払いしたらウチの会社に来てくださいませんか
…
みたいに声を掛ける!!と、専務が言っていた。
俺はライオンさんが大好きなので勝手に期待を膨らませて
4月からライオンさんと一緒に働ける!!と、楽しみに待っていたのでした。
しかし。
4月に入ってからもライオンさんが来ることもなく
『あれ?どうなってるんだ??』って思ってたんです。
さて、話がまたまた3月に戻ります。
鳩のオッサンが夜のアルバイトをしていて、そっちの会社の方が給料良さそうだってんで
鞍替えして向こうに行く事になったんです。
で、奴は向こうを本職にして、ウチの会社でアルバイトをして稼ごうとしていたみたいなんだけど
その計算が思い切り狂ったのでした。
専務が辞めた人間は使わない!とハッキリ断ったのです。
…その鳩のオッサンがアルバイトをしている会社で、ライオンさんも少しだけお手伝いをしたことがあり
4月からライオンさんがウチの会社に来て働いてくれるかも!!
みたいな話題にも鳩のオッサンは首を突っ込んでいた。
…
3月のとある日の朝、鳩のオッサンと二人でストーブに当たっていると
鳩のオッサンがこんな事を言いだした。
『ライオンさんは今の仕事を辞めるつもりが無いのに4月からウチで働くみたいな話になっていて、そうとう激怒しているそうだ』と。
アルバイト先の社長さんにライオンさんがそう言ったのだと鳩が言うのだ。
今の仕事を辞めるつもりもないのに、4月から働く話が持ち上がって、人の人生を何だと思ってるんだ!!
って言ってたと言うのだ。鳩が。
温厚なライオンさんが激怒する姿を想像することができなかったので
また嘘だろうと思って聞いてたけど
アルバイト先の社長がそう言っていたと真剣に話すのでした。
…
昨日。
待ちに待ったライオンさんがウチの会社にお手伝いに来てくれました。
メチャメチャ腰が低くて
俺なんか社員同士で打ち合わせも何もしないで仕事に入っちゃうんで
何度も何度もライオンさんから
『流れ的にはどうしたらいいですか』とか『○○のあと、こういう流れで来た場合どうなりますか?』とか
細やかな質問を受けました
俺なんてテケトーな人間なので『臨機応変でオッケーですよ!』って答えたら
優しい笑顔で『あはは』と力なく笑っていた。
とりあえず俺はライオンさんが来てくれたことが嬉しくて、何もしなくてもいいから
ただ立って見てるだけでもいいからっていう気持ちでした。
でも、さすが経験者で
お客さんから聞かれた事には迷いなく答えていたし
俺も知らない事をスッと説明したりしていて
感動したのであります。
…で。
仕事が一通り終わって、二人で車に乗って
倉庫がここですよとか、○○の注文されたらここに来るんですよとか
ドライブして、説明する時間を作りました。
その中でね
鳩のオッサンが言ってた『ライオンさん激怒事件』について聞いてみたら
『え??なんで俺が怒るんですか??ん??え?意味が分からない…なんで???』
『鳩さんってそういう嘘を平気でつくんです…』
『逆に声を掛けてもらって有難いなぁ…って思ってたんです。』
聞けば人間関係に悩んでいて
嫌だなぁと思いながらも、役職が付いたので頑張ってやってるとのこと
人間関係の話になったんで
『俺も小鉢クンの気分屋さんの感じに疲れてたんです…』と話した
だからいなくなって気持ちがとっても楽になったと。
ライオンさんも小鉢クンの外ヅラの良さに騙されていた一人のようで
全くそういうイメージが無かったと言っていた。
いやいや…そうなんですよ…ええ。
俺は本当の気持ちを話した
もう俺は勝手に4月からライオンさんがウチの会社にきて
一緒に働けるんだなぁって思ってましたと。
暇なときは一緒にドライブしたり、ゴロゴロして休んだり
テケトーにゆるくやりたいなぁって思ってましたと。
…
結局、ライオンさんと話してみて分かったのは
専務が俺に話してた事は構想だけで、声を掛けてなかったのだそうだ
いつか来た時に声を掛けるつもりでいた…と。
何を呑気な事を言っているのだ。
ライオンさんが来てくれたらどんなに助かる事か。
そして、条件とタイミングが合えばウチの会社に来てもいいということも言っていた。
俺は経営者じゃないから決定権はないけれど
一緒に働いてくれたらとっても嬉しいですって素直に言った。
…
お仕事ブログじゃないので書けるのはこんな部分までですが…。
小鉢クンが辞める数日前にボソッと
『(俺が辞めた後)やれるもんならやってみろ』って言った言葉。
辞めてからまだ半月も経ってないけど
何とかやれそうな気がしてる。
ご機嫌どうかな…とか余計な事を気にしなくていいのや
会社の物を盗んでたのを見て見ぬふりしてきた気持ちとか
ああいうのに振り回されなくなったこと
そういうのが無くなっただけでとってもとっても清々しい。
倉庫も少しずつ少しずつだけど整理整頓されて気持ちいい環境になってきた。
とてもいい気分ですよ、小鉢クン。
ありがとう。会社、やめてくれて。
心の底から小鉢クンに感謝できたの初めてかもしれない。