Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

キラキラ夏水仙:Lightroom Classic現像法

2019年08月23日 | RAW現像・レタッチ
SNSでRAW現像について質問されることがあるので、初歩的な現像法の紹介

雨上がりに撮った夏水仙のJPEG撮って出し画像
(E-M5mk2+M.ZD 60mm F2.8 Macro)


マクロレンズで雌しべに近寄って撮りましたが、雌しべの存在感を出したいと考えてLightroom Classicで現像開始
背景を明るく淡くするために
1.露光量・シャドウ、白レベル・黒レベルをプラス補正
2.コントラスト・彩度をマイナス補正
(柔らかく淡く仕上げるにはコントラストを下げて、彩度を落とすのが効果的)


慣れないうちは「基本補正」内のスライダーを適当に左右に動かしてイメージに近づければ良いですよ
グチャグチャになったら右下の「初期化」ボタンを押すと元に戻るので何回でもやり直しが効きます

さて、背景は良い感じで明るく淡くなりましたが、主役の「雌しべ」も明るく薄くなって存在感が弱くなりましたね
そこで、部分補正ツールの一つ「円形フィルター」で雌しべ付近を選択
背景とは逆の操作(露光量・黒レベルのマイナス補正、コントラスト・明瞭度・彩度のプラス補正)


出来上がり


RAW現像の利点は、ある程度の明るさや色調・ホワイトバランスは後から調節できるので、必要最小限のことに集中して撮影できること
この時は、雌しべのピント合わせが最優先し、玉ボケの配置やフレーミングを変えながら10枚以上撮影しました
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