Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

EOS Kiss Mレビュー:他社バリアングル液晶ミラーレスカメラとの比較2

2018年04月23日 | EOS Kiss M
EOS Kiss Mをオリンパス・パナソニックのバリアングル液晶モニター搭載ミラーレスカメラと比較するシリーズ

【レリーズ感(シャッターの押し具合)の比較】
Kiss Mの上面


他の人のレビューにも書かれていますが、Kiss Mのシャッターボタンは遊びが大きめで、少し深く押し込まないと半押し状態になりません
初めてのカメラとして Kiss Mを使う場合は良いのですが、他のカメラを持っている人はこのレリーズ感に最初戸惑うかもしれません

【露出補正の操作】
Kiss MはKissシリーズの伝統に従って電子ダイヤルは一つしかありません^^;
シャッターボタン周囲のダイヤルです(上の写真参照)

露出補正を行うには液晶モニター右側の露出補正ボタン(下の写真のBボタン)を押す必要があります


一眼レフのKissシリーズでは、露出補正ボタンを押したときだけ電子ダイヤルで露出補正を変更できますよね
(露出補正ボタンから指を離すと電子ダイヤルは絞りやシャッター速度の変更用に戻ります)

ところが、Kiss Mでは
・露出補正ボタンを1度押すと電子ダイヤルは露出補正用に切り替わる
・もう一度露出補正ボタンを押すと、電子ダイヤルは絞りやシャッター速度の変更用に戻る

慣れないうちは、露出補正ボタン押して露出補正をし、露出補正ボタンから指を離して絞りを変えようとすると、露出補正が再度変更する、という失敗を何度かしました^^;
おそらくこの仕様の変更は、片手ですべて操作できるようにしたためでしょう

現在ではマルチファンクションボタン(1枚目の写真のAボタン)に「露出補正」を割り当てているので人差し指だけで露出補正を行えます

他社のミラーレスとの比較ですが、オリンパスOMD E-M5Ⅱは価格帯が違うので比較する意味がありません
パナソニックDMC-G6は、確か Kiss Mより1万円ほど安い価格帯だったので比べてみます
G6はカスタム機能が充実していてファンクションレバーと後ダイヤルで、それぞれ露出補正と絞りを変更できます


なお、後継機種のG9はフラッグシップ機になってしまったので、Kiss Mの対抗馬にはなりませんね

【レンズ取り外しボタンの比較】
実はKiss Mを買って最初に驚いたのがレンズ交換です
ボタンがチープなのはまだ許せるのですが、ボタンを軽く押しただけではレンズが外れません
強めにボタンを押し込んでやっとレンズが外れた
一眼レフやミラーレスを10台以上使ってきましたが、レンズ交換で戸惑ったのは初めて(^^)
(キヤノンの一眼レフやミラーレスでもこんな経験は無し)


オリンパスのレンズ取り外しボタン


パナソニックレンズ取り外しボタン


どちらの機種もレンズ交換はスムーズに行なえます

【まとめ】
Kiss Mを2週間使ってきて気がついたことをまとめました
不満な点も書きましたが
・バリアングル液晶モニター搭載
・操作性の向上
・マウントアダプターを使ってもAF速度は速め

この3点で満足度が高く、他の不満な点は些細だと思われます
(画質に関しては以前のEOS M3の時から満足しています)

EFレンズやEF-Sレンズを持っている人のサブカメラとしては充分お勧めできます

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« EOS Kiss Mレビュー:他社バ... | トップ | EOS Kiss Mで初夏の植物園を撮る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

EOS Kiss M」カテゴリの最新記事