parismaris's days*

ちいさなひとへ 【こどもエプロン】

ちいさな友人 たーたんのために、エプロンを縫いました*





私の親友である彼女のママと、久しぶりのお喋りに興じていたときのこと。

何の話題からだったか、親友がカカと笑いながら言いました。

「そういえばこのあいださー、こどもの集まりで急にエプロンがいるってことになってね。
テキトーにお兄ちゃんのお古を渡したら、たーたんのテンションが下がりまくって半泣きになってたわー」


親友のこういう構わないところが、昔から大好きです。

そのあとに、「そりゃ青色無地だけの古いエプロン渡されたら泣きたくもなるよねー」とさり気なく娘の気持ちを慮りながらも、またカカカと笑うところも大好き。



…だがしかし!

ママとは違って繊細なオトメゴコロの持ち主であるたーたんが半泣きになった気持ちもよく分かる!


…なので。
かつてのたーたん専属のお針子は再び彼女のために針を持ち、せっせと夜なべしてエプロンを縫い上げました(笑)








パターンはオリジナルです。
母が持っていた40年近く前の本を参考に型を起こし、自分なりの工夫も加えました。


サイズは120~130くらい。
丈はかなり短めです。
ヒップが隠れるかどうかという程度の長さ。

こどもが着用するものなので、動いたときに脚にまとわりついたりしないように…と思ってそうしたのですが、たーたんは年齢の割に長身なので、もう10センチ長くてもよかったかなと反省中です。



そして。
見る人が見れば分かってしまうであろう、妙な部分がもうひとつ。

いちばん目立つ“前中心”で、プリントの絵柄が変化してしまっています(苦笑)


実はこの生地、自分用の部屋着を作ろうと昨年のセールで買い求めていたものなんです。

季節が来たのでそろそろ縫おう!と取り出したところでエプロンの話が出て、改めて見ると「あら、これで作ったらたーたんに似合うんじゃない?」などと思ってしまい。

でも3メートルもあるので、部屋着も作りたい。


…ということで。
隙間なくふたつのパターンを配置した結果、こうなりました。

“前正面で生地を継ぐ”という暴挙に出たぶん、柄合わせだけは完璧に。
特にポケット部分は、4辺とも寸分の狂いなく合わせることができて気持ちよかったです(笑)



完成した翌朝、別件でわが家へ来た親友に託しました。

そしてその夜にはたーたんの着用画像が送られてきて。

ジャストサイズ!! (いや、むしろジャストすぎて来年は着られそうもないくらい…(^^;))
生地の色も柄も彼女にぴったり!

何よりたーたんが満面の笑みで、嬉しそう♪


ちいさな友人の屈託のない笑顔に、久しぶりに温かな気持ちになりました。
喜んでもらえてよかった*
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