parismaris's days*

夕焼け

夕方、西の空を眺めるのが、最近の楽しみです。





きっかけは、この空をたまたま目撃したこと。

日が落ちるこの時間は、いつも夕飯の支度で手いっぱいで、窓の外を眺める余裕なんてないのですけれど。

この日はたまたま物を取るために二階に上がったところ、壁という壁すべてがオレンジ色に染まっていて、「何ごと?!」と思わず外を見ると、西の方角がこの景色。

そのまま足も目も釘付けになってしまいました。







それからというもの、雨の日以外は毎日、調理の手を一旦止めて西の窓を覗きに上がります。






(空が狭いのはご愛敬。
住宅ひしめく土地なので、どこを見上げても連なる屋根と電線からは逃れられません・苦笑)






そしてこれは昨夕の空。
連日の胸に迫る緋色は、台風をきっかけに色を落とし、穏やかなものに。


この夕焼けが示したように、今日も強い日差しの暑い暑い一日です。

…おまけに朝から無風。
暑いー!!!

コメント一覧

ぱりまり
yo-サンさま*
はじめまして。
そして、ようこそいらっしゃいませ*

素敵な詩を教えていただきましてありがとうございます。
初めて耳にした詩人のお名前と、初めて目にした詩ですのに、拝読するにつれて静かな情熱が胸に迫るのはなぜなのでしょう。
この詩の続きと背景を知りたいと思いました。

今日の夕焼けは茜色がとても薄くて、空の青さを残したまま、陽は沈んでいきました。
明日の夕空は何色かしら。
yo-サン
https://blog.goo.ne.jp/toyoho16
いいねっ。

今日も何事もなく1日が暮れようとしている。
いつものように、茜射す窓辺
キッチンの手を休めて眺めるひととき・・・

新着よりお初に。感情移入して拝読いたしました。私の郷土の詩人
故・中野鈴子さんの詩に下記のようなものが。はじめの方を少し。


 なんと美しい夕焼けだろう
 ひとりの影もない 風もない
 平野の果てに遠く国境の山がつづいている

 夕焼けは燃えている
 赤くあかね色に
 あのように美しく
 わたしは人に逢いたい

 逢っても言うことができないのに
 わたしは何も告げられないのに ・・・

今宵はこれにて。即興詩人でした。


 

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