母はむかしから、気の張らないおでかけならば、どこへでも布製のトートバッグで行きたがるひとで(笑)
大きさや色を変えていくつも持っていて、季節や服装に合わせて使い分けています。
そのなかでもとりわけ「大きさも色柄もとっても使いやすいの!」と、長年愛用していた既製品のトートがあるのですが、それが先日ついに擦り切れて使い物にならなくなりました。
そのことをとても惜しんでいたので、まったく同じ大きさの同じ仕様のものを作ってあげました。
表地には、母が気に入って買い置いていたカットクロスを使いました。
裁縫や編みものにまつわる小物がシックな色合いで描かれていて、なかなか洒落たプリントです。
綿麻の薄手キャンバスなので、中厚手の接着芯を貼ってあります。
そして内袋には、私のはぎれボックス内より、リネンキャンバスをチョイスして。
母の希望で、内ポケットは釣り型にしました。
ポケットの仕切りの配分も、すべて希望に沿って。
念押しまでされた愛用のガラケー専用の場所も、ちゃんとつくりました(笑)
ポケットのワンポイントは、表に使った生地の絵柄の一部を切り取ったもの。
接着芯を貼ったうえでアップリケしてあります。
これは単なる遊び(笑)
作る私にも楽しみがなくちゃね*
表地も裏地もギリギリの用尺しかなかったので、裁断前の設計図づくりが大変でした(苦笑)
おまけに私のミシンは母のお古の旧型で、あまり馬力がなく、生地が重なると途端に縫いづらくなるので、一定の厚み以上にならないように工夫をしつつ…の気を遣う作業でした。
それでも、久しぶりのバッグづくりは楽しかったです。
母にもとっても喜んでもらえたのでよかった♪
早速、今日のおでかけに使うそうで。
できたてほやほやのトートを手にして、鏡の前で少女みたいにはしゃいでいたので(孫がふたりもいる「おばあちゃん」だけど・笑)、作った甲斐がありました*
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